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Lens

2021年2月12日 (金)

Canon EF70-210mm F3.5-4.5 USM

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( 画像は本家から拝借してきました。)

 

EF70-210mm F3.5-4.5 USM

 

発売:1990 年 06 月

 

最短撮影距離(m) 1.2
最大撮影倍率(倍) 0.17

 

-------

 

ようやく手に入れました。

 

EF70-210mm F3.5-4.5 USM

 

です。

 

2018 年の春に

 

EF75-300mm F4-5.6 IS USM
( 1995 年 09 月〜 )

 

で桜を撮った時にフルサイズでのワーキングディスタンスに覚醒めて以来、出会いを求めて 3 年近くなる。
球数が少ないらしいが、程度の良いモノに出会ったので、確保した。

 

私的には最短日数で試写に望んだ。

 

結果はいかに?

 

2019年10月17日 (木)

いつの間にか PENTAX をコンプリート…

Psx_20190903_145322_20190903145409_20190

左から

 

smc PENTAX-DA 18-55mm F3.5-5.6 AL

 

smc PENTAX-DA 50-200mmF4-5.6ED

 

smc PENTAX-DA 55-300mmF4-5.8ED

 

-------

 

簡単に記号の意味を。

 

左から
smc PENTAX-DA 18-55mm F3.5-5.6 AL
 smc:
 Super Multi Coat(多層膜コーティング)
 DA:
 オートフォーカス,デジタル対応。DA L は機能制限のある廉価版
 AL:
 Aspherical Lens ( 非球面レンズ ) 使用。球面収差,歪曲収差補正

 

smc PENTAX-DA 18-55mmF3.5-5.6AL WR
( 画像には無いが所有している )
 WR:
 簡易防滴仕様

 

smc PENTAX-DA 50-200mmF4-5.6ED
 ED:
 Extra-low Dispersion(特殊低分散)レンズの略。色収差を補正する為に使われる。
この 50-200 はコンパクトで良く写る。
F8 〜 11 での運用をお勧めする。

 

さて、いつの間にかペンタックスのデジタル一眼レフカメラトリプルズームセットが揃ってしまっていた。とりあえずは、これで一通りのものは撮れる。

 

デジタルのボディは
*ist Ds
 単3乾電池仕様。イザというときに便利。もちろんエネループでコスパ最高。

 

K-r
 ホワイトボディのエンスー殺し仕様。こちらもバッテリーの他に単3乾電池でも使える。

 

マクロ? マクロレンズは無いが、クローズアップレンズがあるので、とりあえず何とかなる。

 

しかしこの記事がなかなか書けなかった。
・・・なぜだかどうもスッキリしないのだ…

 

-------

 

しかしこのままでは何なので、ここに少しは役に立つ情報を書いておきたい。

 

左の標準ズームレンズ
smc PENTAX-DA 18-55mm F3.5-5.6 AL
は使いこなしの知識が必要なクセ玉。
像面湾曲がやや大きいのは、マニアの間では有名。
さらにレンズプロファイルによって、遠景で F7.1 以上に絞り込むと AF が勝手に作動し、ピントが移動する。
これにより、意図したところにピントを置くことができなくなる場面がある。親指AF なら回避できる。
マズい場面は、
・中〜遠距離の風景 ( 風景といえば たいてい遠景だがね ) で、
・広角 18 mm 側で F7.1 以上に絞り込んだ場面

 

そもそも この標準ズームレンズは、フードが花型で格好が良く、さらに PLフィルターが使いやすいように切り欠きがある。ネイチャーフォトに最適であるかのようなデザインであるのがさらによろしくない。PENTAX はネイチャーフォトに強いイメージで売っているからね。
広角端で遠景なら絞り込む場面が多いよね。ベテランほど絞り込む傾向がある。だからマズい。
だがそのベテランユーザー達によってこのクセ玉の運用方法が広く知れ渡った。
先人達の知恵と知識に感謝だ。

 

対策は、
・主被写体を構図の中央に置く。
 これなら全く問題無い。

 

あるいは
・18 mm 広角側では絞りは F6.3 まで。
または
・親指AF
とすればあまり問題は出ない。
35 mm から 55 mm テレ端までの写りは文句なしの良いレンズだ。

 

-------

 

なぜだかスッキリしない理由がわかった。次回に続く。

2019年2月14日 (木)

最大撮影倍率でレンズを選ぶ / Canon EF28-70mm F3.5-4.5 II

最大撮影倍率でレンズを選ぶ / Canon EF28-70mm F3.5-4.5 II ( 画像は本家からお借りしました )

 

EF28-70mm F3.5-4.5 II

 

発売年月:
1988年(昭和63年)6月

 

ちなみに初代の発売は
1987年(昭和62年)11月

 

そもそも Canon EF マウントが登場したのが
1987年03月
なので、EF レンズとして最初期の製品群。
という背景を考慮すれば、ダメダメズームレンズであるワケがない。

 

-------

 

以前、
発売年月
1995 年 09 月の
EF75-300mm F4-5.6 IS USM
の記事を書いた。

 

ワーキングディスタンスの良いレンズに目覚めた という内容の記事だった。
今回は、最大撮影倍率で選ぶレンズの話。

 

本レンズは、本家 Canonミュージアム によると

 

最短撮影距離(m) 0.39
最大撮影倍率(倍) 0.22

 

とある。

 

最短撮影距離(m) 0.39
は、何とか「 寄れる 」距離である。
もっと「 寄りたい 」と思った時に何とか収まる距離。

 

ファインダー像では、ピントの合っている面の前後が、程よくボケる。

 

本レンズの後継品
EF28-80mm F3.5-5.6 USM ( 初代 )
発売年月 1991年(平成3年)10月
最短撮影距離(m) 0.5
最大撮影倍率(倍) 0.18

 

と実物で比較したが、銀塩 EOS のファインダー像では本レンズ
EF28-70mm F3.5-4.5 II
の方がボケが優秀。
これはなかなか良さげだ。
というワケで後継の EF28-80mm F3.5-5.6 USM ( 初代 )
の購入は見送った。距離計内蔵で金属マウント。しかもフルタイムMF。見た目も造りも良いのだが 残念。

 

後継レンズは焦点距離がテレ側に 10mm 伸びたが、最短撮影距離 50mm は「 寄れない 」距離である。
最大撮影倍率は 0.18 とかなりキビシい。
( この数値が大きいほど被写体は大きく写る。したがってリニューアルしたらスペックダウンした と言える。 )

 

本レンズの最大撮影倍率は クォーターマクロをほぼ実現している。
この時代にこのスペックはなかなかスゴいのではないだろうか。

 

ちなみに撒き餌レンズとして名高い
EF50mm F1.8 II
と、
先代の
EF50mm F1.8 ( 初代 )
1987年03月発売
の最短撮影距離と最大撮影倍率は、
0.45 m
0.15 倍
である。このレンズは案外「 寄れない 」のである。

 

話しを戻そう。

 

ここまでの情報から、本レンズは
・そこそこ寄れる
・ボケがなかなか良い
・金属マウント
という特徴が見て取れる。

 

-------

 

さて、本レンズは行きつけのカメラ店のジャンク棚にしばらく放置されていた。

 

なかなか引き取り手が現れず、いつも寂しげにそこに佇んでいた。
私も はじめは 古臭いこのレンズには興味がなかったが、少し調べてみると なかなか面白そうなレンズではないか と思うようになった。
私はそこに転がっているジャンクカメラやレンズとの出会いで知見を拡げているのだね。これが面白くて なかなかやめられない。

 

専用フード
EW-68A ( 植毛タイプと艶消し加工タイプがある。私は植毛タイプを選んだ。 )
も手に入れた。

 

あとは試写に持ち出すだけだ。

2018年10月 5日 (金)

EOS Kiss Digital N を魔改造(爆) その 2

EOS Kiss Digital N を魔改造(爆) その 2

 

私的にはフル装備。

 

ボディ:
EOS Kiss Digital N

 

バッテリーグリップ
BG-E3

 

キットレンズ
EF-S18-55mm F3.5-5.6 II USM

 

レンズフード
EW-60C

 

スピードライト
550EX

 

リモートコントローラー
RC-1 ( 写ってない。)

 

ブラケットに装着すればもっと兵器感が出るが( 阿呆ともいう )、今はオフィスに置いてないので。。。
今度やってみようかな。

 

 

本来ならスピードライトは EOS 20D と同時発売の580EX なのだが、
( 発売日は
EOS 20D:2004年9月,
580EX:2004年10月,
EOS Kiss Digital N:2005年3月 )

 

580EX は1台も持っていない。。。 
550EX なら複数台、420EX も複数台あるので、
さらに Nissin Di622 ,Nissin Di622 Mark Ⅱ も持っているので、多灯ライティングも思いのままだ。
古いので修理がきかないが、これだけあれば発光管がトんでも、数年は安心だ。
あ、多灯ライティングは出来ないし、天バンで首が振れないけれども、
380EX もあった。
EOS Kiss Digital N ではおそらく多灯ライティングのマスターになれないが、90EX も。。

 

550EX の良いところは、
E-TTL II
に対応しており、FP 発光が可能。

 

直射の FP 発光って案外使えない画になる事も多いけど、やはり「 使える 」事が大事。
これで X=1/200 sec. の呪縛から解放される。

 

オフカメラシューコードもあるので、左斜めからの発光も可能。
近距離なら スピードライトトランスミッター ST-E2 も配備している。念の為。

 

550EX はなかなかに多機能なので、多灯ライティングの時にはマスターに 550EX,
420EX をスレーブ側 とするのが、セッティングがしやすい。
420EX はもちろん単体でも充分に使えるが、スレーブに向いている。そういう設計になっている。

 

魔改造というより、フル装備。これを構えるとスゴいカメラみたいなので、ファミリーユースの イオス キス には見えないらしい。
「 なんかスゴいカメラで撮っている。」と喜んでいただくのも、クライアントや被写体の方々へのサービスだ。

 

まぁ こうなると、アクセサリで機能アップ出来る事も多いので、ボディは何でも良いような気がしてきた。。。

2018年9月 3日 (月)

Canon EOS kiss Digital N を保護しました。

Canon EOS kiss Digital N を保護しました。

 

Canon EOS Kiss Digital N

 

( 2005年03月発売 )

 

撮影素子:22.2×14.8mm APS-Cサイズ CMOSセンサー

 

有効画素数:800万画素(総画素820万画素)

 

画像エンジン:DIGIC II

 

バッテリーチャージャー:CB-2LT

 

バッテリーパック:NB-2LH

 

-------

 

いつものように哨戒していると、コイツを発見した。

 

Canon EOS Kiss Digital N

 

私は EOS Kiss Digital 初代を所有している。その基本性能には刮目した。
甘い名前だからといって軽んじてはいけない。
何よりシャッターフィーリングが良い。
少し高めの音が良い。どんどんシャッターを切っていきたくなる。。。
と、Busy で待たされる。
バッファの制限で連写が出来ない。
私的には連写する場面はあまり多くはないが、出来ない という制限はあまり面白くはない。
その他にもソフトウェアで制限がかけられており、上位機種との差別化が計られている。
ロシアンファームという禁断の手法があるが、そこまでしなくても必要なら別のカメラがあるので。
私的には 親指 AF が出来ないのもイタい。

 

いずれにせよ、単写で、動き物でなければ ストレスなく写真が撮れる。
オフィス常駐の EOS 10D と同じくらい稼働率が高い。

 

ただ、この EOS Kiss Digital 初代 には まだ足りないものを感じていた。軽快さ である。
( 私は縦位置バッテリーグリップマニアなので、当然 BG-E1 を装着しているが、それはまた 別の話しだ。)
Canon の Kiss を名乗るには少々ハードなのだ。
このカメラ、しっかりと作り込まれたフィルムカメラに近い。
そこはそれがカメラボディとしては良いのだが、まだ真の EOS Kiss ではない。

 

私はファインダーを装備している小型のデジタルカメラはいくつか所有しているが、それらの中でベストワンにはなっていない。

 

必ずしも時系列にしたがってジャンクカメラを手に入れているワケではないので、年式的には反則だが、マイクロフォーサーズ機などはかなり小さくて軽い。
ただ、まだ私の中ではマイクロフォーサーズ機はメインカメラにはなれない。
旅行には良いが普段使いには小さ過ぎる。小さ過ぎて使いにくいという事はないがね。
私は Panasonic Lumix 派として長く使っているが、いまだに操作系に自分をマッチさせる事が出来ない。Lumix の操作系が悪いのか、私が悪いのかは未だ不明だ。
画質にもまだ納得していない。

 

私の中ではマイクロフォーサーズマウントはメインのマウントには今のところなれそうもない。
その理由の詳細はいずれ述べるかもしれないとして、撮像素子サイズが APS-C のほうが 私のメインカメラになれる要素が多い。
マイクロフォーサーズ機には明るいレンズが必要で、現行機種なのでジャンクカメラカテゴリーではなかなか遊べない。
本気でレンズを揃えれば、良い写真が撮れるだろう。だが、マイクロフォーサーズマウントの良いレンズは、決して安くはない。
Canon の撒き餌レンズに敵わない。

 

-------

 

だいぶ話が逸れた。
EOS Kiss Digital N である。

 

さて、この EOS Kiss Digital N を手にした時、良いカメラだと直感として感じた。
小さくて軽い。それでいて華奢ではない。
幸いな事に( いやいや 不幸な事に?) 充電残量の残っているバッテリーが入っていた。
シャッターを切る。
シャキーンと切れるその感じは好ましいものだった。
よく作り込まれたフィルムカメラの機械式シャッターの金属フィーリングを感じさせる。
私の好みだ。
初代 EOS Kiss Digital の間違いない後継機である。シャッターユニットは私にそう答えてくれた。

 

これは良い。グリップする右手の小指が余るけど。

 

ちょうど近くに、キットレンズ

 

EF-S18-55mm F3.5-5.6 II USM

 

が転がっていたので、一緒に保護した。
状況と状態からみて おそらくはこのボディとずっと一緒に写真を取り続けていたコンビだったのだろうと思われる。
このレンズはすでに1本持っているのだが、程度が良かったので、雨天用に捨てレンズとして余分に持っていても良いか という事で。

 

レンズフード
EW-60C
もあとから買ってやった。

 

バッテリーチャージャーの CB-2LT

バッテリーパック NB-2L
は、Canon Power Shot S45 系統を複数台所有しているので既に手元にある。
EOS Kiss Digital N のバッテリーは NB-2LH
だが、型番をみる限り互換性がある。容量の違いと劣化の問題だけだろうが、ジャンクカメラ界では全く問題無い。
新たに買い増す必要はない。

 

でも、やっぱりアレは私的には必要かな。

 

つづく

2018年8月 1日 (水)

名玉 RICOH XR RIKENON 1:2 50 mm 初期型を入手

名玉 RICOH XR RIKENON 1:2 50 mm 初期型を入手

 

RICOH
XR RIKENON 1:2 50 mm

 

( 1978 年 08 月〜 )

 

-------

 

初期型の特徴となる
最短撮影距離の

 

0.45

 

 

焦点距離

 

50 mm

 

の指標が見えるように撮りました。見栄えは悪いけど。

 

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リケノンの名玉

 

XR RIKENON 50/2

 

の初期型を手に入れました。

 

やや薄まったとはいえ あの 富岡 の血統です。富岡と聞いただけで過剰に反応してしまうのは、私の脳が軽くイカれているからです。つける薬もないってヤツです。

 

このリケノン 50/2 、絞り開放から パキッ とシャープな写りをする といわれています。

 

まぁ いまさら レア玉というほどでもありませんが。

 

最短撮影距離が 0.6 m になった廉価版の後期型 XR RIKENON 50/2 L を実はすでに 2 本持っています。
同じ後期型を 2 本などとは阿呆としか言いようがないのですが、少々病んでいるので仕方ありません。
後期型 1 本目は、保管庫の奥に入り込んでしまったようで、もう 2 年位お目にかかっていません。。。
なので、その後 ジャンクコーナーで出会った 程度の良い後期型を再度購入しました。
コイツは、銀塩 RICOH XR 500 か、少なくとも銀塩 PENTAX 機で撮ってみたい と思っていました。

 

そんなワケで 銀塩カメラ RICOH XR 500 が 2 台になり、銀塩 PENTAX機は いつの間にか数えきれない台数になり、少し処分しました。
デジタルでは APS-C の SONY NEX が 3 台となり、Kマウントアダプタも所有し、
ついには、PENTAX APS-C の デジタル一眼レフ *ist DS をも手に入れて、試写受け入れ体制は幾重にも万全ながら、まだ試写が出来ていません。まぁ多忙というのもありますが。。。
デジタル APS-C で撮ってから銀塩カメラ( フルサイズ )でじっくり撮ろうか と。
ところが最近行っていた 望遠レンズ遠景試写テストで、*ist DS の写りに疑問を持ってしまい、ここを解決しないと先に進めなくなりました。
近景〜中距離なら まぁ破綻はしないとは思いますが。
で、程度の良い K10D あたりを狙ってみたり。

 

そんなある日、あのカメラ店のジャンクコーナーのカゴの下の方からコイツが発掘されました。
まだフレッシュなカゴだったようで、ラッキーなタイミングだったようです。
XR RIKENON 50/2 は初期型に出会っても もう買うつもりはありませんでした。最短撮影距離 0.6 m の後期型でも光学的には 神がかり度の強い初期型と同じと聞き及びます。( まだ撮り比べていないので。)
しかしながら この個体は設定価格が安い上に程度が良い。
さすがにカメラ店のショーケースで $ 150 で売られているモノには及ばないでしょうが、カビやチリの混入も少なく、クモリもほとんどみられない。外装はいたって綺麗。
とはいえ、もし私がカメラ店の店主だったら、中古品としてショーケースには入れられない品物ではある。
だが、ジャンクレンズとしては一級品だ。ジャンクコーナーにこの価格の2倍の いや3倍の値段をつけて並べても必ずハケる商品だ。

 

コイツを見過ごすことは私には出来なかった。

 

-------

 

やっぱり現時点では フルサイズミラーレス SONY α7Ⅱ での試写には敵わないか?

 

このエントリを書いている時点で、Nikon からフルサイズミラーレスのシルエットがチラ見せされている。
対する Canon からも同様にフルサイズミラーレスの発売が確実視されている。

 

そうだ! PK→EF マウントアダプタがあったハズだ。
で、フルサイズ一眼レフで試写しよう!

 

Google先生に聞いてみると、少々の改造が必要なようだ。。。

 

まずは おとなしく *ist DS で試写する事にしよう。もう少し涼しくなったらね。





2018年6月19日 (火)

望遠ズームレンズを求めて その 3 / Canon EF75-300mm F4-5.6 IS USM

望遠ズームレンズを求めて その 3 / Canon EF75-300mm F4-5.6 IS USM

 

( 画像は本家サイトから拝借してきました。問題があれば削除します。)

 

Canon
EF75-300mm F4-5.6 IS USM

 

( 1995 年 09 月〜 )

 

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このレンズ,
【 35mm一眼レフカメラ用交換レンズとして、世界で初めて手ぶれ補正機構を搭載した望遠ズームレンズ。】
だそうである.
交換レンズ側に手ぶれ補正機構が入っていると,レンズ単体の価格が上がるのが最大の欠点だが,手ぶれ補正の効果が如実に判るのが良い点.
親指AF で撮ると,AF 時にファインダー像がピタリと止まるのがなにより快適で,
親指AF を解除してのシャッターボタン半押しの測光時にも IS/イメージ・スタビライザー(IMAGE STABILIZER)が作動する.
ただ,お年寄りなので 経年劣化を考えると 長いお付き合いをしてゆくためには なるべく IS を無駄に作動させないようにするのが吉.

 

私など,オールド AF レンズを使う時は,AI サーボ ( Nikon では AF-C ) をなるべく使わないようにしている.激しく消耗するから.

 

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今年の桜は,このレンズ + Canon EOS 5D 初代 で撮った.
これが非常に良かったのだ.気持ち良く400 枚程撮った.
等倍鑑賞が一般的になり 解像度重視の現在ではテレ側 300 mm では解像度不足のレンズではあるが,フルサイズでのワーキングディスタンスがとても良いのである.

 

ちなみに後日 別のテストを兼ねて APS-C の Canon EOS 40D でも撮ってみたが,個人的には いまひとつであった.
ワイド側 75 mm と 120 mm ではワーキングディスタンスがまるで違うワケだ.

 

フルサイズ 75 〜 80 mm の,撮影距離 最短〜 5 m あたりまでがとても気に入った.
だが,300 mm 望遠レンズとしてはいまひとつピリッとしない.
ピントを追い込むか オーバーホールに出せば改善する可能性もあるが.

 

【 ズームレンズは 3 倍まで 】
ズームレンズは 3 倍までが無理のない設計 というのがひと昔前の常識だった.
現在の技術をもってすれば,10 倍位のズームレンズは当たり前のように存在するが,目立たなくなりはしたものの 無理が出るものはやはり出る.

 

このレンズは,75 mm を基準に 3 倍ズームレンズとして 200 mm ( 225 mm まで )が美味しいところのようである.
それでもフルサイズで 300 mm まで撮れる という事実はありがたいオマケだ.
桜をついばみにやってくるムクドリなどの飛びモノもずいぶん狙った.
狙えるし,撮れる という事実はやはり楽しい.

 

で ふと気付いてしまった.

 

EF70-200mm F2.8L IS II USM
が欲しくなった.

 

ほら やっぱり 良いといわれるズームレンズは 3 倍までに収まっている.
他にも以前のキットレンズでは EOS 20D と同世代の
EF-S17-85mm F4-5.6 IS USM
( 換算 27.2 - 136 mm )
などは使い勝手も良かったが,5 倍であり,画質の評価は別れた.
解像度の評価が高くなった最近のキットレンズ
EF-S18-55mm F3.5-5.6 IS STM
( 換算 28.8 - 88 mm )
は,3 .06 倍 と ほぼ 3 倍.
はら,やっぱり 3 倍.

 

神レンズとして名高い
SIGMA
17-50mm F2.8 EX DC OS HSM
なんかも 3 倍に収まっている.
最近の設計製造技術をもってしても,求めるとズームレンズは 3 倍までなのである.

 

ありゃりゃ そういえば
EF70-200mm F2.8L IS II USM
は キャノンの大三元レンズだ.これ 買ったらアガリだ.

 

その前に,この
EF75-300mm F4-5.6 IS USM
で,どこまでの写真が撮れるかを追求するのが大事だ.

 

つづく

2018年6月 9日 (土)

望遠ズームレンズを求めて その2 / OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6 R

望遠ズームレンズを求めて その2 / OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6 R

 

( 画像は本家サイトから拝借してきました.問題があれば削除します. )

 

OLYMPUS
M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6 R
( 2011 年 09 月〜 )

 

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OLYMPUS
M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6 R

 

マイクロフォーサーズマウント.35 mm 換算で
80-300mm
となる.

 

私はある店で $ 10 で手に入れた.信じられない嘘みたいな価格だったが,程度は抜群だった.
付属品は一切なかったが,のちにご褒美として 前後キャップと専用フード,OLYMPUS の保護フィルタまで買ってやった.

 

本来なら,これで撮った 80 mm と 300 mm の画像をアップしたいのだが,プライベートの PC を使う時間が取れないので御容赦願いたい.

 

マイクロフォーサーズマウント機を所有していたら持っているべき 1 本.
私は Panasonic LUMIX 派なので手ブレ補正が効かないが,そんな事は大した事ではない.
マイクロフォーサーズマウントレンズはみなそうだが,鏡胴に比してレンズ径がちっこい.
本レンズのフィルタ径は 58 mm と立派だが,その実こんなにちっこいレンズで大丈夫なのかと思うが,
換算 80 mm 付近での 2 〜 3 m の近距離,
300 mm 付近での 30 m 付近の遠景の解像度はなかなかのものであった.
オールド単焦点レンズでの遠景解像度テストをしていたのだが,本レンズに軽く一蹴されてしまった.




2018年5月 4日 (金)

望遠ズームレンズを求めて.発端.

望遠ズームレンズを求めて.発端.

 

TAMRON 185D

 

AF 28-300mm F/3.5-6.3 LD Aspherical IF MACRO

 

( 1999 年 〜 2002 年 )

 

+ Canon EOS 10D

 

( 2003 年 3月〜 )

 

解像度はそこそこ良い.
距離約 27 m の対象物解像度テストで合格ラインに達している.
オリジナルの勝手なテストである事を考慮されたい.

 

--------------

 

発端は マイクロフォーサーズマウントの

 

OLYMPUS
M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6 R

 

だった.
35mm 換算で,80-300mm となる望遠ズームレンズである.

 

私は行きつけのカメラショップで入手した.
ジャンクとしてそこに佇んでいた.

 

フロント,リアともキャップもなく,フードも失われており,単品のその姿は従者を失って落ちてゆく敗戦の将の如く とても寂しいものであった.
しかし,美しさと気品は光り輝いており、コンディションは抜群に良さそうに見えた.

 

のちに調べてみたら,このレンズはコスパが良い事で一部では有名であったが,とはいえ まさかの $ 10 だった.いや $ 20 だったかもしれないが,ずいぶんと前の事なのでよくは覚えていない.

 

私有のマイクロフォーサーズマウント機は Panasonic ばかりで OLYMPUS機は所有していない.したがって手ブレ補正が効かない.
望遠系のレンズで手ブレ補正が効かないのはイタいが,値段が値段なので購入しておいて損はあるまい.( こうしてやたらに増殖してしまうのだが )

 

しかしここで注意しなければならないのは,OLYMPUS には マイクロフォーサーズマウントの前に,フォーサーズマウント というものがあり,
ズームレンジと焦点距離が同じものさえ存在するようだ.
オリンパスユーザーでなければ区別がつきにくい.

 

見分け方は,マウント側の電子接点の数.
フォーサーズマウントは 9 点.
マイクロフォーサーズマウントは 11 点.
ジャンクコーナーで実物を見る事ができればここが最も確実な見分け方であろう.
OLYMPUS フォーサーズマウント機をお持ちでない方は,どんなに好条件のレンズを見つけても,電子接点が 9 点のレンズに手を出してはいけない.
ネットオークションで購入される御仁は特に注意されたい.

 

--------------

 

さてこの時,たまたまオフィスのロッカーに マイクロフォーサーズマウント 1600 万画素機の Panasonic LUMIX GX-1 が置いてあったので,遠景を中心に試写してみた.
PC で見返してみると,オールドズームレンズでは見えない,オールド単焦点レンズでさえ見えないモノが写っていた.
遠景の解像度が意外に高い.

 

それでは と,所有している ジャンクな中望遠〜望遠ズーム,単焦点レンズをことごとく近似の条件でテストしてゆく事になる.
こういうテストを愚直にやってゆくのは時として非常な苦痛を伴うタチである.

 

結局 EF 系の望遠ズームレンズを2本追加購入してしまうのだが.

 

つづく.

2018年2月20日 (火)

Canon EOS 10D が2台になっていました。/ Canon EOS 10D + BG-ED3

Canon EOS 10D が2台になっていました。/ Canon EOS 10D + BG-ED3

 

Canon EOS 10D + BG-ED3

 

( 2003 年 03月 ~ )

 

APS-C 型 CMOS センサー

 

有効画素数:630 万画素

 

ISO 感度:100 ~ 1600 ( 拡張により 3200 )

 

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気が付いたら、EOS 10D が 2台になっていました。

 

一方の EOS 10D と バッテリーグリップ BG-ED3 は少し調子の悪いところがあるのですが。

 

まぁ 写真は普通に撮れるので。

 

専ら オフィスでのテスト機になっております。

 

当時の APS-C フラッグシップの立ち位置だったのに、EF-S レンズが使えない という不遇の身であります。
当初、換算 28 mm をカバーする 広角 18 mm は、シグマ 18-50 / 3.5-5.6 DC 一択でした。

 

EOS 10D は EF-S レンズが装着出来ないので、なぜだか EF-S レンズが装着できる EOS Kiss Digital 初代も一緒に持っていないといけない状況で。

 

630 万画素級のデジタル一眼レフが無駄に3台。。。

 

テスト機だったら、EOS Kiss Digital 初号機だけでイイよね。10D 要らないよね。

 

でも、EOS 10D, なぜだか好きなのよね。

 

親指AF が使えたりとか、所有感とか、10D の方がやはり好きなのよね。

 

でも、クラシックデジタル一眼レフも増えすぎてしまったので、一考しなければならない かな。