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PENTAX

2021年5月 2日 (日)

smc PENTAX-M 1:2.8 28mm が気に入っています。

Smc-pentaxm-28mm-f28_20210429132639_2021

PENTAX K-r , smc PENTAX-M 1:2.8 28mm

 

1/400 , F2.8 , ISO 200

 

−−−−−−−−−−

 

このレンズ、良いですよね。
とても気に入ってしまいました。

 

トップの画像は PENTAX の APS-C デジタル一眼レフカメラ k-r で RAW で撮って、PENTAX の ( 一応 ) 純正現像ソフト
Digital Camera Utility
で レタッチ無しで JPEG に変換したもの。ブログ用にリサイズ。

 

絞り開放でも中央部は なかなかにシャープ。
後ボケも素直。

 

レンズの焦点距離は 28 mmですから、APS-C の k-r では 35 mm換算焦点距離 42 mm。
お散歩写真にはちょうど良い画角かと。

 

PENTAXの M シリーズレンズは、コンパクトなのが身上のマニュアルレンズ。
この M 28/2.8 は パンケーキレンズとは呼ばれてはいませんが、ほぼパンケーキレベルの薄さ。今川焼きってとこかな。
コンパクトな K-r と組み合せるとなんとも良いサイズ感。左手でカメラをホールドすると重心が左手の中に収まっている感じ。
私のアドバイザーは、「 カメラが小さくて良いですね。」と言ってくれました。
コンパクトなデジタルカメラボディに小さなマニュアルレンズを着けて、カメラの露出計が作動する。何でもない様な事ですが、これ、他社では案外できないんですよね。PENTAX だけの愉しみ。

 

いやぁ。愉しい。被写体を見つけたら、ファインダーを覗いて、露出計を作動させて、露出のアタリをつけて、マニュアルレンズのフォーカスリングを気持ち良く操作して、シャッターを切る。
久しぶりに 写真を撮るのがこんなにも愉しいものか と感じました。

 

K-r のセッティングは、
中央重点平均測光
マニュアル
D-Range ハイライト補正 オフ
D-Range シャドー補正 オフ
として、なるべく素のままで。
ISO 200 はこの CMOS の基礎感度。

 

K-r 側からのインプレッションは次の機会に。

 

smc PENTAX-M 1:2.8 28 mm
この描写はとても気に入っています^_^

 

私のは前期型。このレンズには前期型と後期型があります。
前期型の方が評価が高い情報もありますが、後期型の方が周辺部の描写が良いという情報が信憑性が高いようです。残念ながら、まだ後期型が手に入っていないので、今はまだ確かめる事が出来ません。。。
タマ数は圧倒的に前期型が多いそうなので、気長に後期型を捜索中。その間に 私のことですから程度の良い前期型が見つかったら予備としてもう一本確保してしまうでしょう。

 

この前期型は中古で入手。販売店には前期型が2本ありました。そういう時は、値段の高い方を買うのが正しい選択。
ですが、高い方は、絞り伝達レバーの動きにわずかに粘りが。これは気になる。光学的には「 清掃済 」の 値段の高い方 が良かったのですが。。。
この時は安い方を選択しました。光学的な差は 強い光を当てなければ全く判らないレベルなので。
トップの画像。まぁ 描写には全く影響ないレベルでしょう?

 

どちらにしても、2021 年時点で 5,000 円ほどで この描写は絶対にお得だと思います。小さくて可愛いくて高性能ですよ。

 

あなたも おひとつ いかがですか?

2019年11月23日 (土)

シグマのフラッシュでスッキリ / SIGMA ELECTRONIC FLASH EF-530 DG SUPER

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SIGMA ELECTRONIC FLASH

 

EF-530 DG SUPER

 

2007 年 07 月〜

 

-------

 

シグマのフラッシュ
SIGMA ELECTRONIC FLASH
EF-530 DG SUPER
PA-PTTL

 

ペンタックス用の発売は
2007 年 12 月頃
のようだ。

 

シグマのフラッシュには 2 系統あるらしい。

 

DG ST
 廉価版,機能は最小限.TTL は当然.

 

DG SUPER
 一応旗艦,FP発光,マルチ発光,スレーブ等々全部入り.

 

DG は、デジタル対応 だろうか。

 

今回、我がオフィスに迎えたのは 上位モデル DG SUPER。
新品ではないが 元箱、説明書その他付属品ありである。

 

PENTAX *ist DS と K-r でテストしてみた。
発光OK。TTL も効いている。スレーブも問題無し。
K-r のモニターでチェックしただけだが、調光はやや安定性を欠くようだ。シャッターチャンスにシビアな使い方をするなら使えないレベルだが、制御出来ないレベルではない。
RAW でアンダーにして撮っておけば充分に救えるレベルだ。
作品作りの時には いずれにしても調光は厳しく追い込むのだから、普通に撮るならとりあえずこのレベルで充分に使える とも言える。
天井バウンスでそれなりに写れば、私的には合格ラインだ。だいぶオーバーするけどね。
こういうじゃじゃ馬をどうにかする方が楽しいかな。

 

ペンタックス純正のマトモなフラッシュがどうにも手に入らなかったので
( フィルム〜デジタル移行期の AF-500FTZ は2本持っている。これは *ist DS では TTL が有効だが、ボディ型番が K なんとか になった時に、カメラとフラッシュの通信方法が変わった。したがって、K-r には使えない。)
その事が私の心に重くのしかかっていたのか。。。

 

これで なんだか気持ちが落ち着いたようだ。PENTAX はここまでにしようかな。深みにハマる前に ^ ^
と、書いているうちに、元箱その他付属品付きの
EF-530 DG SUPER
2号機を入手してしまった。

 

ここまで来たらブツ撮り用にもう1灯狙ってみようか。シグマで統一したら色味が合うし…と思ったが、やはりこのへんで止めておこう。

2019年10月17日 (木)

いつの間にか PENTAX をコンプリート…

Psx_20190903_145322_20190903145409_20190

左から

 

smc PENTAX-DA 18-55mm F3.5-5.6 AL

 

smc PENTAX-DA 50-200mmF4-5.6ED

 

smc PENTAX-DA 55-300mmF4-5.8ED

 

-------

 

簡単に記号の意味を。

 

左から
smc PENTAX-DA 18-55mm F3.5-5.6 AL
 smc:
 Super Multi Coat(多層膜コーティング)
 DA:
 オートフォーカス,デジタル対応。DA L は機能制限のある廉価版
 AL:
 Aspherical Lens ( 非球面レンズ ) 使用。球面収差,歪曲収差補正

 

smc PENTAX-DA 18-55mmF3.5-5.6AL WR
( 画像には無いが所有している )
 WR:
 簡易防滴仕様

 

smc PENTAX-DA 50-200mmF4-5.6ED
 ED:
 Extra-low Dispersion(特殊低分散)レンズの略。色収差を補正する為に使われる。
この 50-200 はコンパクトで良く写る。
F8 〜 11 での運用をお勧めする。

 

さて、いつの間にかペンタックスのデジタル一眼レフカメラトリプルズームセットが揃ってしまっていた。とりあえずは、これで一通りのものは撮れる。

 

デジタルのボディは
*ist Ds
 単3乾電池仕様。イザというときに便利。もちろんエネループでコスパ最高。

 

K-r
 ホワイトボディのエンスー殺し仕様。こちらもバッテリーの他に単3乾電池でも使える。

 

マクロ? マクロレンズは無いが、クローズアップレンズがあるので、とりあえず何とかなる。

 

しかしこの記事がなかなか書けなかった。
・・・なぜだかどうもスッキリしないのだ…

 

-------

 

しかしこのままでは何なので、ここに少しは役に立つ情報を書いておきたい。

 

左の標準ズームレンズ
smc PENTAX-DA 18-55mm F3.5-5.6 AL
は使いこなしの知識が必要なクセ玉。
像面湾曲がやや大きいのは、マニアの間では有名。
さらにレンズプロファイルによって、遠景で F7.1 以上に絞り込むと AF が勝手に作動し、ピントが移動する。
これにより、意図したところにピントを置くことができなくなる場面がある。親指AF なら回避できる。
マズい場面は、
・中〜遠距離の風景 ( 風景といえば たいてい遠景だがね ) で、
・広角 18 mm 側で F7.1 以上に絞り込んだ場面

 

そもそも この標準ズームレンズは、フードが花型で格好が良く、さらに PLフィルターが使いやすいように切り欠きがある。ネイチャーフォトに最適であるかのようなデザインであるのがさらによろしくない。PENTAX はネイチャーフォトに強いイメージで売っているからね。
広角端で遠景なら絞り込む場面が多いよね。ベテランほど絞り込む傾向がある。だからマズい。
だがそのベテランユーザー達によってこのクセ玉の運用方法が広く知れ渡った。
先人達の知恵と知識に感謝だ。

 

対策は、
・主被写体を構図の中央に置く。
 これなら全く問題無い。

 

あるいは
・18 mm 広角側では絞りは F6.3 まで。
または
・親指AF
とすればあまり問題は出ない。
35 mm から 55 mm テレ端までの写りは文句なしの良いレンズだ。

 

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なぜだかスッキリしない理由がわかった。次回に続く。

2018年8月 1日 (水)

名玉 RICOH XR RIKENON 1:2 50 mm 初期型を入手

名玉 RICOH XR RIKENON 1:2 50 mm 初期型を入手

 

RICOH
XR RIKENON 1:2 50 mm

 

( 1978 年 08 月〜 )

 

-------

 

初期型の特徴となる
最短撮影距離の

 

0.45

 

 

焦点距離

 

50 mm

 

の指標が見えるように撮りました。見栄えは悪いけど。

 

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リケノンの名玉

 

XR RIKENON 50/2

 

の初期型を手に入れました。

 

やや薄まったとはいえ あの 富岡 の血統です。富岡と聞いただけで過剰に反応してしまうのは、私の脳が軽くイカれているからです。つける薬もないってヤツです。

 

このリケノン 50/2 、絞り開放から パキッ とシャープな写りをする といわれています。

 

まぁ いまさら レア玉というほどでもありませんが。

 

最短撮影距離が 0.6 m になった廉価版の後期型 XR RIKENON 50/2 L を実はすでに 2 本持っています。
同じ後期型を 2 本などとは阿呆としか言いようがないのですが、少々病んでいるので仕方ありません。
後期型 1 本目は、保管庫の奥に入り込んでしまったようで、もう 2 年位お目にかかっていません。。。
なので、その後 ジャンクコーナーで出会った 程度の良い後期型を再度購入しました。
コイツは、銀塩 RICOH XR 500 か、少なくとも銀塩 PENTAX 機で撮ってみたい と思っていました。

 

そんなワケで 銀塩カメラ RICOH XR 500 が 2 台になり、銀塩 PENTAX機は いつの間にか数えきれない台数になり、少し処分しました。
デジタルでは APS-C の SONY NEX が 3 台となり、Kマウントアダプタも所有し、
ついには、PENTAX APS-C の デジタル一眼レフ *ist DS をも手に入れて、試写受け入れ体制は幾重にも万全ながら、まだ試写が出来ていません。まぁ多忙というのもありますが。。。
デジタル APS-C で撮ってから銀塩カメラ( フルサイズ )でじっくり撮ろうか と。
ところが最近行っていた 望遠レンズ遠景試写テストで、*ist DS の写りに疑問を持ってしまい、ここを解決しないと先に進めなくなりました。
近景〜中距離なら まぁ破綻はしないとは思いますが。
で、程度の良い K10D あたりを狙ってみたり。

 

そんなある日、あのカメラ店のジャンクコーナーのカゴの下の方からコイツが発掘されました。
まだフレッシュなカゴだったようで、ラッキーなタイミングだったようです。
XR RIKENON 50/2 は初期型に出会っても もう買うつもりはありませんでした。最短撮影距離 0.6 m の後期型でも光学的には 神がかり度の強い初期型と同じと聞き及びます。( まだ撮り比べていないので。)
しかしながら この個体は設定価格が安い上に程度が良い。
さすがにカメラ店のショーケースで $ 150 で売られているモノには及ばないでしょうが、カビやチリの混入も少なく、クモリもほとんどみられない。外装はいたって綺麗。
とはいえ、もし私がカメラ店の店主だったら、中古品としてショーケースには入れられない品物ではある。
だが、ジャンクレンズとしては一級品だ。ジャンクコーナーにこの価格の2倍の いや3倍の値段をつけて並べても必ずハケる商品だ。

 

コイツを見過ごすことは私には出来なかった。

 

-------

 

やっぱり現時点では フルサイズミラーレス SONY α7Ⅱ での試写には敵わないか?

 

このエントリを書いている時点で、Nikon からフルサイズミラーレスのシルエットがチラ見せされている。
対する Canon からも同様にフルサイズミラーレスの発売が確実視されている。

 

そうだ! PK→EF マウントアダプタがあったハズだ。
で、フルサイズ一眼レフで試写しよう!

 

Google先生に聞いてみると、少々の改造が必要なようだ。。。

 

まずは おとなしく *ist DS で試写する事にしよう。もう少し涼しくなったらね。





2016年9月20日 (火)

*ist DS を手に入れて K マウントをカバー / PENTAX *ist DS

*ist DS を手に入れて K マウントをカバー / PENTAX *ist DS


PENTAX *ist DS

撮像素子サイズ:APS-C

有効画素数:610 万画素

( 2004年11月~ )

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PENTAX *ist DS

撮像素子:
23.7×15.7( 1.78 ) 型 CCD

有効画素数は たかだか 610 万画素です。


今更ですが、どころか 巷間ではもう誰も相手にしていない ペンタックスのデジタル一眼レフ最初期モデル イストD は、私的にはずっと狙っていたモデルでした。
今回のは、イスト DS .イスト D のマイナーチェンジモデル。
私的にはペンタックス デジタル一眼レフの初号機 イスト D のブラッシュアップ版だと思っています。
ただ、ペンタックスお家芸のハイパープログラム機能がないのが残念ですが。
シームレスに往き来できるハイパープログラムこそ ペンタックス機のアイデンティティーだと思うのですが、搭載されなかったのはいかにも残念。



出ないんですよ。トンと見ないんです。ペンタックス K マウントのデジタルのジャンク品って。

どうやら ユーザーがなかなか手放さないようです。
タマ数の出ているいない云々 ではないように思います。

私は ペンタックスの M レンズが結構好きだったりして、マウントアダプタ経由で APS-C 機の E マウントの SONY NEX-5N で撮ってみたんですが、これがなかなか良いので、本家ペンタックスデジタル機でも撮ってみたかったんです。

やはりファインダーを覗いてみたい。この先、デジタル一眼レフカメラの存在そのものが どうなろうとも。
今のうちにデジタル一眼レフカメラを謳歌しておきたいのです。
M42 マウント のタクマーも やはりペンタックスデジタル一眼レフにこそ取り付けたい。


でも、ペンタックス デジタル機のジャンク品にはこれまで全く出会えませんでした。
( 過去に何度も書いているが、私は ネットオークションを使わない。)

焦点を当てて2年越しくらいでしょうか。今回 ようやく巡り逢いました。

ですが、ジャンク扱いにしてはまだ値段が高かったので 暫くスルーしていました。
やはり、ペンタックスのイストD 系は不人気なのでしょうか。誰も連れて帰ろうとしません。
*ist D 系は 10 年以上前のデジタル一眼レフカメラですから、無理もありません。今の RICOH PENTAX デジタル一眼レフカメラは K- なんとか が普通ですから。


知人が K マウント使いで、しかも 銀塩*ist で良い写真を撮るので、*ist に興味があったのです。MZ-S にも興味があります。

銀塩イストも私の哨戒エリアでは さっぱり見かけませんので、ペンタックスユーザーは カメラをなかなか手放さないように思います。
今回のこちらはデジタルの *ist DS ですが。

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数週にわたってスルーし続けましたが、ついに自分の中で その価格でもゲットする理由付けと決意を固めて迎えに行った時に、なんと大幅値下げシールが貼られていました。

やはり、私は、ジャンクカメラのヒキだけは強いようです。

戦いは 店側の根負け、私の粘り勝ちに終わりました。
当時の標準ズームレンズも手に入れて合計 ○○ ドル とは*ist DS があまりに不憫ではあります。
え、ジャンクだからまだお前の勝ちかどうかはわからないんじゃないのか? って。
オールドデジタルカメラはバッテリーが問題ですが、さすがはペンタックス。
この *ist DS は、単3乾電池でも稼働するんです。
価格が高かったので、動作確認は密かに取っていました。シャッター音が若干気になりますが、かなり高い確率で完動品です。

たかだか 610 万画素の CCD なんですが、この頃のオールドデジタル一眼レフカメラは、現役のヘタな高画素数機より綺麗な画を吐き出してくれたりします。

試写に期待が高まります。


ところで、この個体ですが、ファームウェアの確認の仕方が判らなかったので、いきなり手元にあった SDHC 8G のカードをブチ込んでみたところ、「カードが異常です」と、カードを認識出来ませんでした。

ということは、バージョンが低いまま、前ユーザーが使っていた可能性が高まります。
そう。気になるのは、ショット数です。

最近は 調べものがラクになりました。

Version 1.02 を確認。
*ist DS は4度のバージョンアップが行われていましたが、前ユーザーは2度までしかアップデートしていませんでした。ヘビーユーザーではなかったようです。
フォルダナンバーからの推定では 9000 ショットに満たない可能性が高い と思われます。
コンディションはまずまずです。私の所有するジャンクデジタル一眼レフはいづれも 4500 ~ 7000 ショットである事が確認できています。当分は楽しめそうです。

《 健康のため ジャンクカメラはなるべく程度の良いものを! 》

この個体は 備品の一部が同梱されていましたが、確かに中古品では捌きにくい個体ですね。



さて、細かい事は略して、ファームウェア Version 2.02 にアップデートしました。

SDHC 8G カードをバッチリ認識できるようになりました。


試写の準備は整いました。楽しみですね。



つづく