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俺の好きなカメラ,無差別級編

2016年8月20日 (土)

F100 復活!! / Nikon F100 + MB-15

F100 復活!! / Nikon F100 + MB-15


Nikon F100 + MB-15

( 1998年12月~ )

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ニコンのエントリが続きますが、たまたまです。


私的にも最安値、税込 1 ドルの 銀塩カメラ、Nikon F100 のために、縦位置グリップ( マルチパワーバッテリーパック )MB-15 を買ってやりました。

ジャンクではなかなか見つからないので、中古です。こちらは綺麗な個体です。

F100には、標準装備の電池ホルダー、単3ホルダー MS-12 を Amazon で買ってやるのがコスト的には最も有利なのですが、やはり、縦位置グリップ好きなので MB-15 にしてみました。

これで、肝心の F100 が完全死亡個体だったらイタい。


この F100 は 入手した時には かなり小汚なかったのですが、外装をクリーニングしたら、キズもほとんど見当たらない良い個体でした。

やはり、これは動きそうだ。

今回は姑息ながら、MB-15 が置いてあるカメラショップに この F100 を持ち込み、MB-15 の動作チェックと称して、同時に F100 の動作チェックを試みます。

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1回目:
MB-15 は 動作チェックしてある という店員さんに、購入前に一応 チェックしたい と言うと、店員さんは快諾。さすがは○○カメラ。
単3乾電池を 6 本持参していたが、店のテスト用の乾電池を詰めてくれた。全てバッテリーチェッカーを通している。さすがは○○カメラ。

バッテリーホルダーを装着した時点で、液晶ディスプレイの E マーク(フイルムが入っていないサイン)が点灯していない。。。これはマズいかも。


スイッチ オン。。。


・・・電源が入らない…


店員さん
「 ダメですか?」


「 このボディの方の問題かもしれません。」

店員さん
「 いや 。そんなことはないでしょう。」
さすがは○○カメラ。客に恥をかかせない心遣い。


店員さん、ホルダーの電池を点検する。
「 あ。電池を1ヶ所入れ間違えました。すみません。これでもう一度お試しください。」



2回目:
軍艦部右肩の液晶ディスプレイに E マークが点灯している。
モード切り替え。
マニュアル。SS 1/250 sec.
カシャ。カシャ。カシャ。
連写に変更。
カシャカシャカシャカシャ。
縦位置グリップ ロック解除。
シャッターボタン半押しからのレリーズ OK。
親指 AF ロック発動。
レリーズ。
カシャ カシャ カシャ カシャ。

「 これ、いただきます。」



持ち帰ってみると、この MB-15 の程度はかなり良い。さすがは( 以下略 )。

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というワケで、F100 は動作確認がとれました。まだフイルムは通していませんが、たぶん大丈夫でしょう。

戻ったら、オフィスに転がっている ニコンマウントのタムロン 28-200 ズーム 171D でも使って、露出計のチェック と いきましょう。


銘機 Nikon F100 復活!!


しかもセットで 30 ドル以下。


いやー。いいわ。コレ。銘機だわ。ギュッ と コンパクトで、確かにサブ機にぴったりだわ。
シャッターのキレは、F4 には及ばないけど、まずまずだわ。
UI が良いので迷わない。私にはとても使いやすい。
私はこの世代のスピードライトをいくつか持っているので、場面によっては ニコンのデジイチより綺麗に写せるかもね。
ライバルの某社より スピードライトの制御には定評があるしね。


これは 久々に、毎日持って歩きたい銀塩カメラと出会ったね。

でもこれは、失われた MS-12 を入手して、ボディ単体で振り回す方が気持ちいいかも。



オリンパス OM シリーズと渡り合う銀塩カメラかもね。( 自分比  )


   
   
   
   

2016年8月 3日 (水)

ワンコインのニコン F100 / Nikon F100

ワンコインのニコン F100 / Nikon F100


Nikon F100

( 1998年12月~ )

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ニコンネタが続きますが、たまたまです。

ニコン F100 です。

おそらく 世界最安値でしょう。

税込 100 円です。

さすがに我が目を疑いましたが。

プロがモードラ着けて使い倒したもののようにみえます。
小汚ないです。触りたくもありません。
バッテリー室が全開です。がらんどうです。
完全死亡個体扱いです。
でも、値段が値段なので、取りあえず掴んだその手を離しませんでした。
我ながら強欲です。

とはいえ、完全死亡個体扱いの この F100  のなかに、私は確かに生命を感じました。

まるで使い捨てにされたかのようなカメラが見事に再生するところを見るのがすきなんですね。


この F100 様には、当家に正式にお迎えする前に、ひと風呂浴びていただいて、
MS-12 か MB-15 を入手しなければなりませんね。


さしあたって、私の立ち回り先には、MB-15 が見当たりましたが、万が一 完全死亡個体だった場合にはイタイ出費です。

MS-12 を取り寄せたほうが出費の痛みは小さく済みます。

でも、縦位置グリップ好きなんだよな~


さて、いかに。



つづく


   
   
   

2016年7月17日 (日)

ニコン FA を救出 その1 / Nikon FA

ニコン FA 画像反転修正

Nikon FA

( 1983年09月~ )

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Nikon FA を救出しました。

取り敢えず外装をざっとクリーニングしてお披露目です。


結構な汚れ個体でジャンク入りしていたので、電装系がダメなのかと思えました。FA は電磁シャッター機なので、電装系トラブルは致命的ですから、これは避けねばならないか?

モルトはボロボロ を通りすぎてカチカチに乾上がっています。こっちがジャンクの理由か?

M250 と バルブではシャッターが切れました。このあたりの挙動がしっかりしているので、救出に踏み切ったワケです。ニコンの銀塩カメラはタフなのが身上ですから。


報道系カメラマンの要望に応えてシンクロ速度を 1/250 sec. まで上げるために ハニカムパターンで強度を保ちつつ 極限まで軽くした チタン幕縦走りフォーカルプレーンシャッターは、まだ限界まで使い切っては いないようです。
この X= 1/250 sec. シリーズの バランサー付きシャッターの独特の音は健在なようです。
音は機械の調子を診るには最も大事な要素です。ジャンクカメラの見極めには必要な要件です。


私は どうやらストロボマニアなようですから、シンクロ速度 1/250 sec. は譲れません。
口径の大きなレンズで屋外での解放も楽しみたいので、最高速度 1/4000 sec. を達成している小型銀塩カメラを狙っていましたが、良い個体にはなかなか巡り逢えませんでした。
ジャンクカメラでキチンと動くカメラを探す というきわめて難度の高いゲームです。
FE2 あたりを狙っていたのですが、たいてい本当にジャンクだったりします(-_-;)
しかしそれでも人気は高いようで、私がスルーしてもすぐに誰かが持ち帰りますね。私の行動エリアでは。


10 ドルカメラ収集もそろそろ踏ん切りをつけようとしていた私のそんなある日、突然 この銘機 FA に出逢いました。

知っている人は知っていますが、この頃のニコンの銀塩カメラは、フイルムカウンターが「1」になるまで シンクロ速度でシャッターが切れます。この FA の場合は 1/250 sec. でシャッターが切れます。
( 言い換えれば、シャッターは 1/250 sec. でしか切れませんから、動作チェックの時には故障と間違えないように注意が必要です。 まぁ バッテリーが切れていてはチェックにも限界がありますがね。)

これは、フイルム交換時にレンズキャップをしたまま撮影可能状態まで送ろうとすると、AE が効いてしまい長秒シャッターとなってしまうのを防ぐ仕様ですね。フイルム交換時のタイムロスを防ぐプロ仕様です。

レンズキャップを外し忘れるミスを犯すのがプロか?

やってみればわかりますが、レンズ交換はレンズキャップを装着したまま行うのが普通で、次に取る行動は 状況にもよりますが、必ずしも レンズキャップを外す ではなく、
巻き上げて 撮影可能状態にして待機
という場面は実に多いです。だから、レンズ交換時にレンズキャップは必ずしも外しはしない。
室内での撮影では、フイルム交換は暗所で行われますから、AE により長秒シャッターになる可能性は高いですね。
AE の効くカメラでは、フイルムの巻き上げ時にはシャッタースピードを高速側に回しておくのが基本操作なので、その手間を回避しているワケです。
ニコンのこの思想は、実にユーザー本位の仕様です。
この仕様は、知らないとニコンの中古カメラをカウンター越しに購入する時に赤っ恥をかきます。


カメラ店というのは、プライドだけは高いオヤジが跋扈する世界なので、店員さんはやたら教え魔ではやっていけません。客の実力をさりげなく しっかりと見ています。客の出方によってはカウンター越しの真剣勝負になる といえましょう。
このあたりの事情は、他業種ではスポーツジムでも似たような傾向が見られます。
カメラ店という特殊な戦場では、余程の自信がない限り、見栄を捨て教えを乞う姿勢が最も安全に生き抜ける方法です。
すぐにライカと比較するのが最悪の、しかし ありがちなカメラ店のオヤジ客の生態です。
そういう姿勢はみんなキライですが、いつの間にか自分がそうならないように常に自分を見つめ直していきたいものです。

・・・見栄講座 になってしまいました。。。


この FA は電磁シャッターですからバッテリーの入っていない または 切れた状態では M250 と バルブ 以外ではシャッターが切れません。
例によってニコンのカメラはロックが多いですが、ここは難なくクリアして、各種のチェックをしていきます。
フイルム室もOK。チタン幕のハニカムパターンが高性能を訴えてきます。外装は小汚いですがシャッター質内部は美しいです。

やられてしまいそうです。

近くにあったジャンクのマイクロニッコールを装着してファインダーを覗きます。

コイツがいけなかった。不覚でした。

E2 方眼マットスクリーンに換装されていた FA のファインダーから見た マイクロニッコールの世界にノックアウトされてしまいました。
FE2 もしくは FA をもともと欲していましたから、もうお持ち帰り確定です。

ただし、ジャンクのマイクロニッコールには手出しをしない事だけはなんとかセーブできました。私の精神力も強くなりました。(-_-;)
私のジャンクレンズの入手規定を満たしていませんので。
しかし、マイクロニッコールは中古で程度の良いものを入手するという次の物欲ができてしまいました。

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年表を上げておきます。降順です。

1986年04月~  Nikon F-501AF,AF,瞬間絞り込み測光
1986年02月~  Canon T90,MF,TTL ダイレクト測光,調光, SS 1/4000 sec. ,  X=1/250 sec.
1985年09月~  MINOLTA α-9000(※)
1985年02月~  MINOLTA α-7000(※),AF αショック
1983年10月~  OLYMPUS OM-4 ,マルチスポット測光
1983年09月~  Nikon FA,マルチパターン測光, SS 1/4000 sec. , X=1/250 sec. , マルチモード
1983年03月~  Nikon L35AF ピカイチ,35 / 2.8
1983年03月~  Nikon FE2(※),SS  1/4000 sec. ,  X=1/250 sec.
1983年03月~  PENTAX Super A,6マルチモード,X=1/125 sec.

(※)は、所有していない。


ニコン FA と オリンパス OM-4 は多分割測光を、別々の方法論でユーザーに問いかけます。
その後のカメラの進化がどちらに向かったか はいずれにせよ、どちらも間違いなく銘機である事には間違いありません。



つづく


   
   
   

2016年5月24日 (火)

ついに銀塩ニコンの FP 発光をてにいれた。前編 / Nikon F90Xd + SB-26

ついに銀塩ニコンの FP 発光をてにいれた。前編 / Nikon F90Xd + SB-26

Nikon F90X
( 1994年10月~ )

+ SB-26
( 1997年11月~  )

( ニコン初の FP 発光対応機種は 1992年09月発売の F90 +  同年10月発売のスピードライト SB-25 である。)

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ついに、日中シンクロのできる FP 発光可能な銀塩カメラとストロボセットを てにいれた。


以前にも書いているが、私はネットオークションを使わない。実店舗で現物を見てのみ購入している。
合計 1,500 円なり。
銀塩カメラはまだしばらくは楽しませていただこう。


私的に初の FP 発光セットは、やはり世界初のオリンパスで実現したかったが、1986 年発売の OM-4 Ti も フルシンクロフラッシュ F280 も、ジャンクでは見た事が無い。中古でも見た事が無い。


私的には、8 年遅れのニコン F90XD で最初に実現となった。
フロンティアのオリンパスと、ニコン( 中身はナショナルだと思うが… )の 6 年の差は、オリンパスの特許があるのかな。



さて、FP 発光を実際にやってみる。

冒頭の画像は F90XD + SB-26 だが、この時の組み合わせは F90XD + SB-28 であった。
スピードライトを FP 発光モードに切り替える。
( M にして、+ または - キーを何度か押していくと、FP と表示がでる。)
シャッタースピードが 1 / 250 sec. を越えて、1 / 320 sec. , 1 / 500 sec. , 1 / 2000 sec. , 1 / 4000 sec.  と上がって行く。
F90XD に装着した SB-28 は、順調に発光している。

快感である。非常に快感である。


実際には、F90X のシャッタースピードは、1 / 250 sec.  が限界なのだが、そこから先は、先幕と後幕のスリットが狭くなって露光時間を短くしているのだね。


私が 銀塩カメラやメカニカルカメラが好きなのは、実際に自分で操作している感 が好きだから というのが大きい。どれも 鑑賞に耐えうる美しさも持っているしね。
しかし こと ストロボワークに関しては別の引き出しの中の事である。
所詮、カメラとストロボの調光は人間業では実現できない速度レベルでのお話なので、最新型が最も優れている といえる。それで良いのだ。
X接点のシンクロレベルですら、ヒトは自力ではシンクロ不可能である。カメラのシャッターとストロボの発光ボタンを いち に の さーん とやっても、絶対にシンクロできない。
今では古典的とさえいえるオートストロボですら、人間業では到底 制御できないのだ。
だから、ストロボは より新しいモデルが必要なのだ。対応するボディも 当然必要という事になる。



ちなみに、キヤノンではこの技術が得意ではないらしく、2000 年発売の EOS 7 とスピードライトEX シリーズあたりで実現したらしい。


ついでに、 F90X のマイチェン前のオリジナル F90 と、同世代のライバル機とを 簡単に比較してみる.

1992年09月~  ,Nikon F90 ,3Dマルチパターン測光, FP発光対応, 1 / 8000sec., X=1 / 250 sec.

1992年11月~  ,Canon EOS 5 QD,視線入力, 1/8000 sec.,  X=1/200 sec.


測光にこだわる ニコン と、新機軸の(のちに消えてしまう)視線入力を取り入れた キヤノン。好対象。

では、重量は

F90XD:
約 775 g

EOS 5 QD:
約 675 g

F90XD は 単3アルカリ乾電池 4 本でさらに約 96 g 増,
一方の EOS 5 QD は、2CR5 で約 38 g 増.

F90X D の方が 158 g 重い。レンズ込みでは、もっと差が開くだろう。キヤノンのプラスチック鏡胴のレンズはニコンのレンズより概ね軽い。


F90X の方が重いが、質感は断然 F90XD の方が好みだ。手振れも起きにくいだろう。
一方の Canon EOS 5 QD は、プラカメ然としている。そのわりには見た目ほど軽くはない。しかし、キヤノンお得意の AF 速度を考えると、プラ鏡胴のレンズで精度をしっかり出してくる技術は一日の長がある。



さて、冒頭の画像が F90XD + SB-26 なのは、この組み合わせでまだ FP 発光ができていない時のものである。


F90XD + SB-28 の銀塩最強セットは、オフィスから自宅に持ち帰った。
こちらは 1,300 円なり。

ポジでも定評のあるこのセットの調光が破綻するところをみてみたいとさえ思う。


桜の花びらの散る季節は終わってしまっているが、まずはネガで、さて 何を撮ろうか。


   
   
   

2016年4月30日 (土)

結局 銀塩 EOS-1 N HS 仕様を買ってしまいました / Canon EOS-1 N HS + SPEEDLITE 540EZ



2016年04月30日初出
2016年05月08日トップ画像差し替え,画像追加


Canon EOS-1 N HS 仕様
( 1994年11月~ )

+ SPEEDLITE 540EZ


装着しているシグマ 18-50 mm のデジタル用レンズはご愛嬌。
撮影用にとりあえず手近にあった EF マウントレンズとして。
傍目からのデザインはピッタリだが、24 mm 以下はケラれるし、スピードライト540EZ のオートズームに対応していない。
A-TTL には対応している。

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結局、EOS-1 N HS 仕様を買ってしまいました。


私有レンズのラインナップから、私の銀塩フラッグシップは F4 に決定している。

結構な長期にわたって EOS-1 系 の誘惑を振り払う努力をしてきた。
そのために 先日 EOS 5 QD + VG-10 を 10 ドルで買ったのだ。
軽いとはいえ、プラスティッキーなボディは所有欲を満たしてはくれないが、内蔵のズーム機能付きスピードライトは便利な場面も多いだろう。
これから充分に活躍してくれる事を期待していた矢先である。
行きつけの(これがいけない…)カメラ店の棚に、EOS-1 N HS 仕様が置かれていた。
10 ドル だった。EOS-1 N ですよ。しかも HS 仕様ですよ。6 frames / sec. ですぜ。店員さん 間違っていませんか?
一応、手に取ってみた。
おデコの Canon のロゴに当たりキズがある。キズは浅いが ある意味致命傷か。
右舷のパームウイングのテカリベトつきが目立つが、EOS-1 系は、ここしかベトつきが出ないので、ここだけアルコールで拭き取ってしまえば、全く問題ない。
見た限りプロ機として使い込まれた形跡は無い。
これをスルーする理由がどこにあるというのだろうか。
この行きつけのカメラ店は、時折こういう事をする。
このカメラ店の中古カメラとレンズのレベルは非常に高い。なので、この個体は中古カメラとしては販売できない という判断か。はたまた 凡ミスか。


連れて帰って、バッテリーとして新しい単3乾電池8本を装填する。こちらの方がカメラ + 縦位置パワーブースターより高い。


各部の動作を確認しながら思う。
Canon EOS1 系は、銘機 T90 の正当な後継機なのだ。
ルイジ・コラーニ然とした ラウンドした頭から肩へのライン、


左舷

軍艦部左舷のプッシュボタン、

ボディ右舷のパームウイング、内部の小さなプッシュボタン。



1986年02月発売の FD マウントの T90 からわずか3年7ヵ月
1989年09月 に、EF マウントの初代 EOS-1 への切り替えが始まったのだった。T90 に慣れていれば、EOS-1 の操作に迷う事はない。T90 がそれほどまでに革新的に完成された銘機であった証左でもある。
後々まで遺恨を残したキヤノンのマウント切り替え劇がここにあった。
マニュアルフォーカスであった以外は異常に高性能であった T90 の特徴を EOS-1 は正当に受け継いでいたのだ。
高性能でありながら限界の見えた あの FD マウントを 機械式マウントを捨て、3年7ヵ月で全く新しい電子マウントに切り替える。
未来を見据えて時折 激しい技術革新を採り入れる これがキヤノンのスタイルだ。
変節漢といわれようが、サービスが追い付かなかろうが、構わず前に進む。
キヤノンのスタイルが正しいか否かは、後の時代が答えを出すだろう。


EOS1-N HS の 6 frames / sec. 高速連写は サイコーに気持ち良い事は 事実だ。

シングルのシャッター音もサイコー。


このカメラは使用者を 時に被写体をも幸福にする事は間違いない。


結局 買ってしまったが、後悔はない。歓喜は ある。


 
 
   

2016年4月28日 (木)

AF280T を買ってやりました。ペンタックス super A その2 / PENTAX super A + AF280T + SMC PENTAX-A ZOOM 35-70/3.5-4.5


Super A

2016年04月28日初出
2016年05月08日トップ画像差し替え,画像追加,追記


PENTAX super A
( 1983年03月~ )

PENTAX AF280T
( 1980年06月~ と推定 )

SMC PENTAX-A ZOOM 35-70/3.5-4.5

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PENTAX super A に、TTL 調光のできる オートストロボ AF280T を買ってやりました。


PENTAX AF280T は、オリンパスが 1975年11月に発売した OM-2 + クイックオート310 で実現した 世界初の SLR TTL ダイレクト調光から4年7カ月後,
1980年06月発売 PENTAX LX と同時期に発売された ペンタックス初の TTL 調光可能となったオートストロボです。
プロ機 LX が 20年以上現行モデルとして販売されていたのと同様に 銘機 AF280T もまた 20年以上販売され続けていました。

この銘機 AF280T は サンパック謹製であります。


これで、私有のペンタックス陣営も外光オートストロボのみならず、TTL 調光で撮れるようになりました。

外光オートで充分に撮れるのですが、銀塩カメラなので、ここぞ という時に TTL 調光が出来る という安心感に寄りかかっていたい という安心感も重要。
専用フラッシュでなければ 成し得ませんからね。


あ そうそう。この super A は 出会った時には裏蓋に デジタルデータM を背負っていましたが、専用グリップを失っていたので、コイツも買ってやりました。


Super A 2

ME のボディをこれでもか といった具合に改造しまくり、
さながら、ボンネットに穴を開けて スーパーチャージャーを突出させて、ダッシュボードに後付けのタコメーターを取り付けたカマロのような。。
いや 小型なので、ランチア デルタ インテグラーレ のような。。
いやいや。ガンダムのような。といった方がわかりやすいでしょうか。
ME ボディの究極の最終型がコレです。
マウント改造を診る限り PENTAX は、super A を もっと多機能にできたようなのですが、それは ME ボディの次のシリーズに載せる決断をしたようです。

もともとが、レンズ鏡胴の絞り環を使った絞り優先ボディであったからで、ボディに絞りのコントロール装置が無かったのが その理由のひとつであったと思われます。



さて と

それでは、PENTAX super A の試写に繰り出すとしましょうか。


 
 
 
 

2016年4月13日 (水)

快速 銀塩イオス5 + 縦位置グリップ VG10 + SPEEDLITE 540 EZ その1 / EOS 5 QD + VG10 + SPEEDLITE 540 EZ

イオス5 - 2

2016年04月13日初出
2016年05月08日画像変更,タイトル変更,記事追記と修正


Canon EOS 5 QD + 縦位置グリップ VG10
( 1992年11月~ )

+ SPEEDLITE 540 EZ


・世界初の視線入力オートフォーカス機構
・シャッタースピード 1/8000 sec.
・なのに シンクロ速度は 1/200 sec. なのが残念

---------

最高のサウンドでポートレイトには盛り上がって最適! だが、世間的にはシャッター音があまりに目立ち過ぎる Canon のフラッグシップ EOS 1 の誘惑をなんとか断ち切った私だったが、銀塩キヤノンの
シャッタースピード: 1/8000 sec.
と、
シンクロ接点:1/250 sec.
を試してみたくなった。

ちなみに、EOS5 QD のシンクロ接点は 最高 1/200 sec. でちょっとばかり残念だが、フイルム給送は 高速連続撮影=最高約 5 Frames / sec.  と こういうところはハズさないので なかなかの実力っぽいところが実にキヤノンっぽい。

これに超音波モーターAF で快速!
ってのがキヤノンの戦略。

( 冒頭の画像で着けているレンズが超音波レンズではなく タムロン177D なのは別に皮肉ではない。)



ちょうどそんな気分のところに、少々ヤレてはいたが 縦位置グリップ  VG10 を着けた EOS5 QD が転がり出てきた。

一見 泥水にでも落としたっぽいダメっぷりだが、樹脂製のパトローネ室~フィルムガイドレール~スプロケット室は綺麗。外装のクリーニングでそこそこなんとかなりそうな機体であった。
この時は知らなかったが、左舷のモードダイアルの動きが固いのは水没のせいかと思ったが、この機種特有の持病らしい。
固いが回るのでこのまま使うことにした。

縦位置グリップとセットでこの価格ならしばらくは愉しめそうだ。



そうそう、中古やジャンクで入手した EOS5 QD の世界初の視線入力オートフォーカス機構を使うときは、必ずリセットしてから使ってね。

視線入力の登録(キャリブレーション)消去の方法を書いておこう.
1. モードダイアルを CAL にセット.
2. メイン電子ダイアルを回して表示パネルに登録消去するキャリブレーション番号を表示する.
3. AEロックボタンとAFフレーム選択ボタンを同時押し.

表示パネルのキャリブレーション番号が点滅し,内容が消去されたことを表示する.

5つあるキャリブレーション番号が点灯していたら前ユーザーの視線入力が登録されている.
点滅していたら,登録消去されている.

これでスッキリ視線入力が決まるようになるだろう。



スピードライト 430EZ 540 EZ も先に入手していたのだが、リハビリ中にバッテリー室下方から煙が出たので、メンテ待ちである。


まだ 焦げ臭い。。。



ちなみにトップ画像のスピードライト 540 EZ は2号機で、動作確認したものであります。

   
   
   
   

2016年4月 2日 (土)

ペンタックス Super A その1 / PENTAX Super A

おでこ3

2016年04月02日初出
2016年04月06日加筆
2016年05月08日トップ画像変更



PENTAX  Super A

( 1983年03月~ )

---------


このおデコのカタチが好きなんです。

採光窓も最高です。



チワワという愛玩犬には、アップルヘッド という鑑賞ポイントがあります。
横から見て、おデコのカタチを愛でるワケですね。非常にカワイイんですが、この Super A のおデコの張り具合がとてもカワイイんです。


ボディは、銘機 PENTAX ME 系ボディです。

私は ME 系ボディで一番好きなのは、というより、ペンタックスのカメラで好きなところは、シャッターチャージサイン( 取説によると「巻上げ完了表示」 )だったりします。
フイルムを巻き上げると、軍艦部に赤いサインが出ます。
私は カメラをしまう時に、シャッターチャージしているか レリーズしているか いつも気になります。一種のビョーキです。
昔は、フイルムも現像も高価でしたから、ファミリーユースでは1回に1本撮り切るなんてなかなかできなかったりしました。何度にも分けて撮影していた現実があったんですね。
ペンタックスの志向は 私に だけでなく、ユーザーに優しいものでした。


Super A になって、軍艦部にシャッタースピードを液晶表示するようになっても、その液晶画面右上方に、チャージ完了を示す楕円が表示されます。

最後にシャッターを切れば、当然 このマークも消えて、スッキリするという次第。
ペンタックスのこの思想は、ユーザーにも自らが造ったカメラ本体にも優しいんです。


ところで、

結構なハイテク機能を搭載しているので、ファインダーをのぞいて いろいろやっていると、このカメラ、何でオートフォーカスしないんだろう? と思ってしまいます。

現代のデジタルカメラに慣れた目でも違和感の無い風景が、ファインダーの奥に見えます。

未来を予見した、良いデザインです。

続く。


   
   
   

2016年3月 6日 (日)

OM-1 / OLYMPUS OM-1

OM-1 / OLYMPUS OM-1

1973年05月~  OLYMPUS OM-1

1972年07月~  OLYMPUS M-1(※)
(※)は所有した事がない

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OM-1 の ASA ダイアル

ローレットが美しいですね。


ローレットってものは、回しやすくするために刻まれているんです。普通は。
でも、このダイアルには、ロックボタンがあって、しかも そのロックボタンも奥の方にあって押しにくいから、ものすごく回しにくいんです。

不条理ですね。こういうところはアヤシいんです。

ASA って書いてありますが、ここには実は露出計が入っています。
ボディを美しい比率で高さを切り詰めるために ここに隠した というのはワリと有名な話。

はみ出ちゃったワケです。美しくないですよね。美学に反します。

なので、飛びっきり美しい装飾を施して、その中に隠したワケです。このローレットは装飾なんです。


切ないですね。

この切ない美しさがまたいいんですね。


そんな理由で無二なんです。唯一無二。

無駄な装飾ですから。


逆手にとったワケです。結果としてか、計算してか はたまた偶然か は不明ですが。

隠したいものを目立つところに隠す。

こういう手法でデザインできる日本人がいたんですね。


美しいですね。



こんな風に自分の美学を貫いた仕事ができたら、本望でしょうね。


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俺の好きなカメラ,無差別級ランキング

1位
OLYMPUS OM-1
(銀塩)

2位
CONTAX 139 Quartz
(銀塩)

3位
MINOLTA α-7
(銀塩)


測光ボタンを中指で押して、露出を確認して考えて、シャッターを切る。
この愉しさは 139Q ならでは。
ポルシェデザインの流れをうまく吸収して開花させています。
首からぶら下げて の 見せカメラ としても No.1

カメラとして イジって愉しく、フイルム1本を撮りきる愉しさは OM-1 かな。

総合力で OM-1 が首位。


   
   
   

2016年3月 2日 (水)

ミノルタ 銀塩 α-7 / MINOLTA α-7 + VC-7 + PROGRAM FLASH 3500 xi

ミノルタ 銀塩 α-7 / MINOLTA α-7 + VC-7 + PROGRAM FLASH 3500 xi

MINOLTA α-7 (銀塩)

( 2000年09月~ )


ミノルタ 銀塩カメラ 最後の旗艦 α-9 の進化改良版 準旗艦クラス。


フラッグシップは好きだ。しかし α-9 は現物を見るとわかるが あまりにも大きすぎる。
一応 正確に調べてみた。

α-7:
143.5 × 97.5 × 65.5 mm

α-9:
155 × 111 × 75 mm

( ともに 縦位置グリップなしのサイズ )


やはり本当にデカかった。

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ミノルタ 銀塩 α-7 / MINOLTA α-7 + VC-7 + PROGRAM FLASH 3500 xi


フラッシュだけ前世代 xi シリーズのもの。TTL ダイレクト調光までは可能。


α-7 のシンクロ速度は 1/200 sec. だが、プログラムフラッシュ5600HS(D)、5400HS、3600HS(D)使用時は 全速同調.
つまり FP 発光可能だ。
なので プログラムフラッシュ5600HS(D) を使いたいのだが 未入手。また コイツがとても背が高いのだ。


さて、このセットで 35 ドルなら充分に底値だろう.( レンズは別カウント )

α-7( ベタつき軽度 ):10 ドル
VC-7 ( 縦位置グリップ ):20 ドル
PROGRAM FLASH 3500 xi:5 ドル

α-7 と 縦位置グリップ VC-7 は時折訪れる2ヶ所のカメラ店のジャンク籠から別の日にそれぞれ救出。

プログラムフラッシュ 3500 xi は、初めて行った某中古カメラ店のジャンク品だった。購入しようとすると店員さんが、
「それは壊れていますよ。」
と、わざわざ断りを入れてきた。
私は、
「 ええ。いいんですよ。」
と、瞬時に切り返した。
私の目には問題ありそうには見えない。

・・・これは、怪しい。

ショーケースには、中古品としてはあまり安くはない価格の 3500 xi が数台展示してあった。

なるほど。こちらを売りたいのだね。

店舗の立地条件が良い。今どき 中古カメラで利益を上げるのはたいへんなご苦労がおありでしょう。
でも、私はそれには付き合ってやるつもりはない。
商売としてはアコギだ。
まぁ これで、3500 xi が本物のジャンクだったら私の負けだが、空シャッターでのテストでは問題なくズームし、 TTL 調光もできているようなので 私の勝利だ。

もともとは、ミノルタ α Sweet Ⅱ に買ってあげたものだが、α-7 にもなかなか似合うと思う。

まだ、α-7 について書いてない。。。



銀塩 α-7 は、直感的に使いやすいカメラだ。

背面に液晶パネルがあり、一見デジタルカメラに見える。

この液晶パネルに操作ガイドが表示される。ダイアルを操作すると今の操作で何をしたのかできるのか が表示される。現在ではコンデジにも搭載されている操作ガイドだ。したがって ほぼ取説いらずだ。
ここに撮影データの記録も見る事ができる。


基本的にダイアル操作系で、右舷にモードダイアル。左舷に露出補正ダイアル。
露出補正ダイアルが、1/2 と 1/3 で使い分けられる。

右舷人差し指ダイアルと親指ダイアルで、絞りとシャッタースピードを操作できるのも、現代のデジタル一眼レフカメラでお馴染みだ。


軍幹部右舷に小さな液晶パネルがある。ファインダーを覗かなくてもシャッタースピードが表示されている。自分のやりたい動作にカメラが自然にマッチしてくれる。
そう。やりたい事がストレスフリーでできるのだ。
このカメラを操作して、迷う事はほとんどない。


右舷親指位置の AF/MF 切り換えボタンも秀逸だ。


α-7 は、
多機能を使いこなしやすい AF 銀塩カメラの究極の姿だ。



これだけの技術とセンスがありながら、会社として存続するのが困難な複雑化した社会で生き抜いている俺達もまた、このカメラのように賞賛されるべきだろう。

逸脱した。



銀塩 α-7 はカメラの一時代の終焉を告げる最高峰の究極の完成型AF一眼レフカメラである。

レンズの外装に難があるので、リペアしたらフイルムを通して試写の予定だ。

 MINOLTA α-7 仕様一覧

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  フォーマット: 135判 24×36mm
  レンズマウント: MINOLTA Aマウント
  シャッター: 電子制御式縦走りメタルフォーカルプレーン
  シャッタースピード: B, 30-1/8000sec.
        巻き上げ: MF時4コマ/秒(AF追随は3.7コマ/秒)2コマ/秒を切替え可能
  ファインダー: ペンタプリズム式アイレベル固定、 スフェリカルアキュートマット(標準装備G型)
  ファインダー倍率: 0.8× (at 50mm)
  ファインダー視野率: 92%×94% , ハイアイポイント
  シンクロ接点: 1/200 sec.
  バッテリー: 3Vリチウム電池×2 (CR123A)
  外形寸法: 143.5×97.5×65.5mm
  重量: 575g(電池別)

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俺の好きなカメラ,無差別級ランキング

1位
CONTAX 139 Quartz
(銀塩)

2位
MINOLTA α-7
(銀塩)


   
   
   

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