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2024年6月

2024年6月16日 (日)

PENTAX K-1 その2 , 硬調な額紫陽花

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◆ 使用ボディ:
PENTAX K-1

2016 年 04 月発売
35 mm フルフレーム
SONY製 CMOS センサー
有効画素数:3640 万画素
ローパスフィルターレス
画素ピッチ:約 4.9 μm
5 軸 5 段手振れ補正

◆ 使用レンズ
smc PENTAX-FA 50mmF1.4
1991 年 発売

◆ 撮影データ
マルチ測光 , 露出補正 -1.0
1/500 , F5.6 , ISO 100
カスタムイメージ:リバーサルフィルム

JPEG撮って出し。
SDカードをカードリーダー経由でスマートフォンに直結して読み出し。

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全国のオールドデジタル一眼レフカメラファンの皆様 ご機嫌いかがでしょうか。

◆ カメラボディの画像処理について

硬いでしょ。

ディープシャドウの具合を見たくて撮った一枚。よくこういう撮り方をするのですが、36 MP の K-1、シャープ過ぎませんか?
手持ちですが、三脚立てている感じです。
もう少し柔らかい画が出てくると思っていました。
「 カスタムイメージ 」の「 リバーサルフィルム 」はよく使っているので、慣れているつもりですが。

ディープシャドウはこのセンサーの定評通りの豊富な情報量を保有しています。ここは今後も撮り比べていきたいと思っていますが、おそらくは 同型センサーの Nikon D800 系統とだいたい同じレベルでしょうか。

私の現在の撮影比率では、日中屋外が圧倒的に多いので、シャドウのノイズはあまり気にしません。そもそも暗い室内でマトモな写真が撮れるとは思っていませんので。
モニター鑑賞では 晴天の青空にノイズが浮かぶ他社センサーもありますが^^;
その機種でも実際の運用では全く問題ありませんから。むしろちょっとした取材用には最適だったり。
K-1 の新開発の画像処理エンジン、PRIME IV ではそんな事はないようです。
むしろ、写り過ぎかも。
これも最近の流行りの写りでしょうか。「 ローパスフィルターレス 」「 高解像度 」をアピールしすぎではないか と。
…そのうち私も慣れてしまうのかな。
でも、行きつけのカメラ店の店員氏が「 疲れちゃう 」と言っていましたし、フィルムカメラを好んで使う若者が増えている とも。オールドコンパクトデジカメの中古ニーズも増えているそうです。メディアに困るらしい^^;

◆ レンズについて
このフィルム時代のレンズはもう少し軟らかい写りだと思っていました。所有はしていましたが、APS-C 機では一切使っていませんでした。

最近リニューアルされたので、もはやオールドレンズとなった
smc PENTAX-FA 50mmF1.4 ( 旧タイプ )
で、ここまで写るとは思っていませんでした。流石はメーカー基準レンズ。コンパクトなのに良く写る。もともとの社名は旭光学工業ですからさもありなんですね。

リコペンのサイトでは
>ペンタックス交換レンズの基準となっている高性能レンズです。デジタル画像とのマッチングもよく…

と紹介されています。このレンズは 35 mm フルフレーム 36 MP の K-1 と組み合わせるとスゴい潜在能力を発揮出来るようです。
これの A3 プリントアウトを見る前に、評価の定まった
TAMRON A09P ( SP 28-70/2.8 )
を中古購入しておいたのですが、そんなに買い急ぐ事もなかったようです^^;
( EF , F , A , K の 4 大マウントフルフレーム DSLR を銘玉 A09 で比較するというサードパーティレンズならではの夢のような愉しみ。)

まだ PENTAX K-1 初出動の 200 枚程度の試写での印象ですが、
旧タイプ smc PENTAX-FA 50mmF1.4
は、開放の F1.4 から F1.8 位までは収差が大きく、PENTAX の AF システムではピント精度にやや難ありな感じです。特に遠景では。
無限遠に近い遠景を開放で撮っておきながら お前はバカか!と思われるかと思いますが、いつもの定点観測ですので…

F2 , F2.2 から収差が目立たなくなってくるせいか、急に立ち上がるようにピント精度が高くなり ( DSLR は開放測距ですので、被写界深度内に入るから結果としてそうなる感じでしょうか ) 、
K-1 の、「 すべてのレンズで手持ち撮影の限界を拡大する、センサーシフト方式の 5 軸 5 段手ぶれ補正機構 SR II 」と、
センサーの解像度の高さも相まってシャープな像を結び、このレンズでは デジタルで問題なく使える画像を得られます。これだけ写れば充分ではないでしょうか。
新型の HD では、おそらく収差を打ち消すコーティングが施された位だと推察されます。
当分は旧タイプ + K-1 で楽しめそうです。

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K-1 の実力は非常に高く、レンズの潜在能力を容易に引き出し、サポートしてくれるようなので、これまでの APS-C センサー機 K200D ( 1020 万画素 CCD ) で使用して以来、画角の狭さ故に 私的には 出番の無かった MF の 135 mmF3.5 とか 200 mmF4 の活躍の場面が増えそうです^^;

このペースだと、まだまだ数年は退屈しないで済みそうです。


2024年6月 5日 (水)

PENTAX K-1 を手に入れてしまいました^^;

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PENTAX K-1

2016 年 04 月発売

撮像素子:
フルフレーム
SONY製 CMOS センサー
有効画素数:3640 万画素

ローパスフィルターレス
画素ピッチ:約 4.9 μm
5 軸手振れ補正

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◆ 参考資料 ◆
( K-1 のセンサーは、以下の DSLR センサーベースの派生版 )

Nikon D800E
2012 年 04 月発売

撮像素子:
FX ( フルフレーム )
SONY 製 CMOS , IMX094AQP
35.9 mm × 24 mm

有効画素数:3630 万画素

ローパスフィルター効果打ち消し
画素ピッチ:4.88 μm ( メーカー公式 )

画像処理エンジン:EXPEED 3

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全国のオールドデジタル一眼レフカメラファンの皆様 ご機嫌いかがでしょうか。

先日、 PENTAX K-1 ( Mark Ⅰ 仕様 ) を入手しました。

なんとファームウェアが

Ver.1.00

でした^^;
シャッターカウントもかなり少なくてとても綺麗。経年のわりに あまり使われていない機体は、それはそれで心配だったりしますが。
ある意味貴重な個体なので、このままキープしようか とも思いましたが、動作の安定と カスタムイメージ のために最新の

Ver.2.42

に上げておきました。ファームウェアのアップデートはいつもドキドキしますね。
最新のレンズに対応していますが、そこは私には当分必要はない と思われますがね。

ファームアップしたら出現した新しい カスタムイメージ の「ポップチューン」がなかなかのお気に入りとなり。
これって、黄色が強めで EXPEED 1 〜 3 のニコン機の画に似ていませんか。

Nikon D800E の出す色でスランプに陥り、数ヶ月カメラを持てなくなり、脱出するために 絶対にこの手にするまい と心に決めていた D700 を入手してリハビリに励みました。( さすが D700 . とても気に入ってしまいました^^; )
その後、ようやくまた写真界に復帰出来ましたが、そのリハビリのために ニコンのエクスピード 3 , 4 のミドル機をずいぶんと買い漁ってしまい^^;

画の好みはかなり変わりました。ニコン機に染まった ともいうかも。いやはや苦労しました。
これまでは、コントラストやや強め傾向でしたが、コッテリ系には食傷気味となり、被写体の色に忠実だったり、あっさり目を好む様になりました。被写体と作品にもよりますが。
PENTAX デフォルトのカスタムイメージの「 鮮やか 」も色がキツいと感じるようになり、「 ナチュラル 」中心の画作りとなっております。
等倍鑑賞を含むモニター鑑賞中心ですが、ピックアップして 作品として A3 に出力しています。

ところで本題の PENTAX K-1 インプレッションですが、だいぶ以前にお借りした時は気付かなかったのですが、今回、購入時の試写で、シャッターを切った時に違和感が。
ミラーショックではなく、ミラーボックスがブルンと震えるような…

どうもこれは フローティングミラー構造 だったり、CMOS センサーをリジッドではなく磁力で動かしたりする構造からくる問題のようです。

手ぶれ補正 SR の応用で、「自動水平補正」「構図微調整」「ローパスセレクター」「リアルレゾリューション」「アストロトレーサー」も。
アストロトレーサーなどは CMOS センサーを回転させてしまうという荒業。。。

DSLR もここまで来るとハイテクの塊。これまでの M , AV , TV , P , ISO セレクトという行為から、良い写真のために その場面で必要な機能を如何に素早く適切にセレクトできるかが重要となってきているようです。
私の オールド DSLR コレクションは この PENTAX K-1 をもって終わりにしたい。手にしていながらも まだ撮影に連れ出していないボディとレンズが増え過ぎてしまいました^^;
Canon EF , Nikon F , SONY A , そして最後となった PENTAX K の四大マウントフルフレームも ( もちろん全機種ではありませんが ) やっと揃った事だしね。

作例的なものは次回に。
K-1 からは、えらく硬調な画が出てくるのですが、あまり指摘されていないようで。。。

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