PENTAX K-7 は白トビに強いカメラ。と レンズについて少々。と 次のボディ達。
PENTAX K-7
1/500 , F6.3 , ISO 100
smc PENTAX-DA 18-135mmF3.5-5.6ED AL[IF] DC WR
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PENTAX K-7
2009 年 06 月発売
撮像素子:
APS-C , CMOS ( SAMSUNG 製 )
23.4mm×15.6mm
画素数:
1507 万画素 ( 総画素 )
1460万 画素 ( 有効画素 )
画像処理エンジン:
PRIME II
画素ピッチ
※ 画素ピッチは「 総画素数 」で私が算出しました。
4.921682591 μm
4.92 μm
( だいたい 5 μm が今の私のボーダーライン )
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全国のオールドデジタル一眼レフカメラファンの皆様 ご機嫌いかがでしょうか。
このカメラ、とても良いですね。素晴らしいチューニングです。気に入っています。
陽射しの強い日に 知人のオフィスを訪ねた際に、目視で中央の萌黄色の屋根が白トビギリギリの感じを見つけたので 急いで PENTAX K-7 を取り出した次第。
旧い DSLR ですと ( といっても K-7 も充分に旧いですが ) 、パーンと白トビして、RAW でも救えない。かといってマイナス補正で白トビを回避すると全体の色味が意図と違って濃くなってしまう。
K-7 はココを難なくクリア。見事に現場を再現しています。測光はマルチ。露出補正はしていません。
RAW + jpeg で撮っていますが、jpeg 撮って出しを東芝 FlashAir でモバイルに転送。
私的には最近はセンサーの性能のあまり高くないものの方が面白くて。
ダイナミックレンジが狭いと、メーカーのチューニング度合いが面白くてたまらないです。
K-7 の露出のメーカーチューニングは、デジタルで一般的な
・ハイライト側が狭く
・シャドウ側が広い
ではなく、
・ハイライト側が ( それなりに ) 広く
・シャドウ側が狭い
となっているようです。この SAMSUNG のセンサーのシャドウはどうしてもノイズが多いようで、といっても、このノイズの出方を上手く生かす作風もあろうか と 私的には思いますが、一般的にはシャドウのノイズには批判的な声の方が多いようで。
で、PENTAX 開発陣はそれならハイライト側に余裕を持たせよう と思ったのではないでしょうか。
K-7 はダイナミックレンジは狭いけど 白トビには強いカメラですね。
白トビ警告はバッチリ出ますが、あれはあくまで警告。255 まで行ってません。ハイライトには余裕があります。場面にもよりますが、飛んでいるようでも RAW なら少し下げると階調が戻ってきます。PENTAX うまいチューニングです。
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レンズは
smc PENTAX-DA 18-135mmF3.5-5.6ED AL[IF] DC WR
最近はレンズはジャンクものには手を出さないようにしているのですが、コレはジャンクで数本並んでいた非常に安価なモノを手に入れたのです。どういうワケかそれぞれパーツが欠落しているものでした。
外観美品、工学的にはクリアなものばかりで、改造のためにパーツを抜き取られたのでしょうか。なんだかとても可哀想。
私はタイミングが良かったようで、その中で最も良い状態と思われるものを手に入れる事ができたようです^^;
その場のジャンクボディをお借りして、ちょうど手持ちのバッテリーを入れて試写したところ、問題点に気づきませんでした。やはりジャンクレンズには身が入っていないようです。そろそろ引退しなくてはいけません。
ホクホクで持ち帰ってオフィスの K-7 で試写したところ、問題点発覚orz
今度は私が 部品取り用に新たに純正のジャンクレンズを ¥100- で入手し、数度のトライで修復に成功しました。
純正の DA , WR は気になっていたので、非常にラッキーでした。
…でも、仕事の休憩時間に これをやるのはとても仕事がシンドいので、やはりジャンクレンズは卒業します。
K-7 が面白いので、先に入手した K-5 に出番が回らず、追加された K-5 Ⅱs では まだ写真を撮りに行っていません。
なのに 24MP機の K-3 が欲しくなってしまって^^;
代わりに東芝謹製 24MP センサーを持つ Nikon D7100 を入手してしまいました。ついに D7000系統 ( AFカプラー付 ) にまで手を出してしまいましたが、K-7 が気に入っているので、試写は当分先になりそうです。。。
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