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2017年1月

2017年1月31日 (火)

EOS Kiss Digital( 初代 )を保護しました。

EOS Kiss Digital( 初代 )を保護しました。

EOS Kiss Digital( 初代 )

2003年09月~

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初代 EOS Kiss Digital です。いまさら誰も興味が無いであろう 13年落ち。
有効画素数 630 万画素。

レンズはオフィス常駐の なにかと便利な

SIGMA ZOOM 18-50/3.5-5.6 DC

広角 18 mm ( 換算 28.8 mm )からの APS-C デジタル対応ながら、EF-S ではなく、EF マウント対応。
オフィス常駐の EOS 10D ( EF マウント )
の私的常用レンズである。
シグマとキヤノンの、銀塩からデジタル移行期の相性の悪さはもはや語り草となっているほど有名だが、この組合せは悪くない。

EOS Kiss Digital 初代 と EOS 10D は 実はライバル機。クラス違いだがスペックは近い。
わずかに後発の EOS Kiss Digital 初代は 格上の EOS 10D の弱点を各所で凌駕する。
準旗艦の EOS 10D は APS-C とフルサイズの発展の差異を考慮しない場合、過去の遺産 ( EF マウント,キヤノンは やはりここでもマウント問題 ) を引き継ぐ使命がある。
デジタルの先を見据えた設計思想を持たされる使命のある EOS Kiss Digital は その生ぬるいネーミングで甘い奴だと判断してはいけないのだ。
甘い奴 といえば、ミノルタの α Sweet という大甘な羊の皮を被った狼もいた。
α Sweet は発展して α Sweet Ⅱ となり、一部マニアに 甘2と呼ばれていた。

・・・いつものように逸脱した。

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私は EOS Kiss シリーズにそもそも興味が無かった。
この個体はお約束の 外装ベタベタの小汚ない状態で、あのカメラ店のジャンク棚で誰にも見向きもされずに 牢名主となりかけていた。私のたびたびの遠征の際に、常にそこに居座っていた。
わずかに触れるだけで指先にベタつき感を与え 黒く汚す いわゆる 加水分解野郎 となり果てていた。

何度目かの遠征の時に、この個体に入ったままのバッテリーが BP-511A である事に気づいた。標準の BP-511 ではなく、BP-511A であるのがラッキーだった。
そもそも EOS Kiss Digital には興味が無かったので バッテリー共通グループである事を知らなかった。無知とは恐ろしいものである。
BP-511A は私が愛用するバッテリーである。このバッテリーは経年劣化が少なく、非常に出来の良い工業製品である。
私は、EOS 10D ,20D,40D,** ( 非公開 ),を所有しており、BP-511A はそれらに共通するバッテリーなのである。
細かくいうと、BP-511A は BP-511 の改良型であり、容量が増えて 耐久性に優れている。
旧型の BP-511 は、現在では使用に耐えない個体が多く、懲りたので私は手を出さない。
改良型の BP-511A は、遠征してでも手に入れておく価値がある。
私有の EOS 10D,20D,40D 達には 私の好みから いずれもバッテリーグリップ 所謂 縦位置グリップ を装備させており、したがって バッテリーは2個が標準装備である。
EOS 10D には BG-ED3 を、
EOS 20D ,40D には、BG-E2N を装着している。
ついでながら、BG-E2N は これまた問題のあった BG-E2 の改良型である。
キヤノンにはこういうのが実に多い。

さて、今となってはデッドストックか中古でしか手に入らない貴重な BP-511A を装備した ジャンク EOS Kiss Digital は、私にとって 純正中古バッテリーのおまけでしかなかった。

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連れて帰り、バッテリー BP-511A の充電をしながらその状態を確かめる間に、EOS Kiss Digital をクリーニングしてやった。
意外に綺麗になった。

工業製品の 初代 というのは、どのジャンルに於いてもしばしば優秀な作品が出現する。
工業製品は 初代 か、2代目が狙い目である。初代がダメなら 優秀な2代目の存在はそもそも無い。
2代目がダメならそこで終わりである。至極当たり前のようだが、シリーズの初代は、メーカーの気合いが入った出来の良いモノが多い。ダメなシリーズは消えて無くなる。

私はいつものように食わず嫌いであった。初代 EOS Kiss Digital が、こんなに良いものである事を知らなかった事は、私の人生の中での遠回りの大損であった。
おかげで得るものも大きかったがね。

最近では、朝 オフィスに到着して、真っ先に 初代 EOS Kiss Digital のシャドウシューティングを楽しんでいる。
きっちりと作り込まれた Made in Japan のボディは 13 年の時を経てなお私に信頼感を与えてくれた。
( キヤノンのデジタルに そもそも書き込みエラー が多いのは また別の話しだ。)

カメラにとって重要なのは何よりシャッター音、シャッターフィーリングではなかろうか。
初代 EOS Kiss Digital のシャッターフィーリングは、幾多のデジタル一眼レフのなかでも秀逸であろう。
レンズをキヤノン純正の USM ( 超音波モーター ) レンズ

EF-S 18-55/3.5-5.6 Ⅱ USM

に変えてから、デジカメの AF合焦速度にこだわる御仁が多い事に納得した。

シャッターフィーリングが非常に気持ち良い。特に後幕が閉じる時の音と手に伝わってくる感じが抜群だ。
あまり言われていない気がするが、Canon EOS Kiss Digital.これは銘機だね。

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これは キヤノン の意図的な戦略だろうが、バッファメモリが少なく、書き込み速度も遅いので、連写が4コマしか出来ない。4 コマ/秒 ではない。4 コマしか撮れないのだ。少し送らせてせいぜい 6 コマだ。
気持ち良く連写していると、「 busy 」サインが出て、シャッターが切れない。
こいつはいけない。
すぐに上位モデルが欲しくなる。

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欠点といえは、バッファメモリとデザインだろうか。
このデザインを、私は愛せない。

だが、シャッターフィーリングは素晴らしい。
私にとっては、趣味的な1台ではなく、質実剛健な実用品である。

やはり、サブ機 かな。

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