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2015年4月 3日 (金)

ペンタックス MV1 復活 / PENTAX MV1

ペンタックス MV1 復活 / PENTAX MV1

2015年04月03日 初出
2015年04月08日 写真の追加とリンク先追加


PENTAX  MV1  ( 1979年~ )


復活しました。


装着しているレンズは

ペンタックス MV1 復活 / PENTAX MV1


smc PENTAX - M  ZOOM 35 - 70 mm / 2.8 - 3.5


MV1 にはちと重くて長いが、デザインが好みだ。

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最後にチェックした時には、ファインダー内 LED の赤とオレンジが同時に点灯して、シャッターが落ちない状態でした。

もともと ジャンクカメラとして私の手元にやってきたので、ここで放棄すると「 やっぱりジャンクでした。 」で終わってしまう話ではあります。

正常に作動する MV1 を知らないのだが、私には故障している挙動とは思えなかった。エラー表示が不自然だ と私の感覚が訴えていた。
しかしながら原因は不明。

・・・ひどいストレッサーとなったので、レンズ3本とともに封印して、意識は脳底に押し込んだ。

それでも脳底からジワジワとストレスを私に与え続けた。
その結果が MZ シリーズへと私を向かわせた。

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その後、ペンタックス MZ シリーズを入手して、ペンタックス Kマウント Mレンズで MZ の動作チェックをしていた。

その時、ペンタックス Kマウントレンズの社外品を取り出した。 封印した MV1 に最後に装着していたものだ。マクロ付きで良さげだったので、最初に試写に持ち出そうとしていたのだった。

それを MZ に装着して絞り込んだ時、ファインダーが暗くなったのだ。

「 ! 」

MZ シリーズは開放測光のハズだ。これは「 絞り込み測光 」状態になった事を意味している。勿論 MZ のプレビューボタンは押していないし、壊れているワケではない。絞り連動システムがおかしい。

この社外レンズの絞り連動レバーのメカニカルトラブルだ。


そういえば、絞り伝達レバーがおかしな事になっていたが忘れていた。コイツには保護カバーが付いてない。MV1 の正常な挙動を知らなかったので、絞り伝達システムはそれでも機能していると思ってしまっていた。もっと早く気付くべきであった。

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ペンタックス MZ には、欲しがっていた純正の単焦点レンズをあらたに買ってやりました。
その単焦点レンズを MV1 に装着して、動作チェックです。

室内だがインジケータの赤が点灯。露出オーバーはありえない。・・・まだだ。


絞り環をまわしてシャッターの半押し。インジケータの赤とオレンジが同時に点灯。・・・まだだ。


レンズと露出センサーに、何度も光を当て、遮断する。

インジケータはオレンジの点灯。
・・・スローシャッターの手振れ警告だ。

スローシャッターが切れる。



繰り返し空シャッター。

・・・だんだん機能が戻ってくる。


ISO ダイアルを 100 から 400 に変更。

室内でインジケータのグリーン点灯。速いシャッターが切れる。

絞り環を絞ると、スローシャッター警告のオレンジ点灯。
スローシャッターが切れる。


何度も繰り返し空シャッターを切る。


ISO ダイアルを 800 に切り替える。インジケータグリーン点灯。


時折、インジケータ赤が点灯するが、徐々に私のテキトーな体感露出に一致してくる。

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ここで、ISO ダイアルについて 触れておきたい。

銀塩カメラの露出補正の有効性についてはここでは述べない。

MV1 のトラブルにあたって、Web で調べていると、気になる記載がいくつかみられた。



ペンタックス MV1 + リケノン 28 mm / PENTAX MV1 + RIKENON P 28 / 2.8
( トップカバー左側の 朱色文字の ASA で示されているのが ISO ダイアル.当時は ASA と呼んでいた.御存知と思うが感度調整規格は ISO 規格以降 ASA → ISO へと変更されたが,同じものである.  )


ISO ダイアルが軍艦部左側のワインダーの下にあり、操作時に裏蓋が開いてしまいそうで怖い という評価だ。


ISO ダイアルは引き上げて回すのだが、フィルムワインダーを引き上げる必要はなく、誤って引き上げられる場面も無い。裏蓋が開いてしまう可能性はほとんど無い。設計はこれで全く問題ない。


MV1 は絞り優先オート機なので、中,上級者なら 露出やシャッタースピードコントロールに使える機能だ。そのシャッタースピードは表示されないけどね。

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翌日も同様に色々と切り換えながら空シャッターを切る。


翌々日も繰り返してテストする。


エラーサインは出なくなった。PENTAX  MV1 は復活した。



28 mm の単焦点レンズを装着したらバランスが良くなった。

サイズと重さと質感が私の感性を刺激する。
いつも鞄に入れておきたい1台になった。

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これまで私の元で、メカニカルトラブルを抱えた何台かのカメラが、「 動かす 」事で正常な機能を取り戻してきた。



ペンタックス MV1 復活 / PENTAX MV1

長く放置されてきたカメラの「 メカニカル 」な機能不全は、動かしていけば機能を取り戻すものは非常に多い。
電装系までが、まるでリハビリの必要な患者のように 使ってやると徐々に機能回復するとは思っていなかった。

最近の電子化されたレンズ側のトラブルなら想像出来たが、メカニカルレンズがカメラボディにこんな影響を与える事もあるのだ。


電子化された銀塩カメラもなかなか面白い。
ペンタックス ME super に食指が。。。

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この記事を書いている間に、この PENTAX MV1 に 28 mm の単焦点レンズ を装着して、今年の桜を撮りに行った。
テンポ良く24枚撮りフィルム1本を撮りきった。

現像から上がってくるのが楽しみだ。


   
   
   

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コメント

ご無沙汰しております。
相変わらず盛んなご様子ですねぇ~

一点気になったのは以下の記載です・・・

以下引用
ISO ダイアルが軍艦部左側のワインダーの下にあり、操作時に裏蓋が開いてしまいそうで怖い という評価だ。

ISO ダイアルは引き上げて回すのだが、フィルムワインダーを引き上げる必要はなく、誤って引き上げられる場面も無い。裏蓋が開いてしまう可能性はほとんど無い。設計はこれで全く問題ない。
引用ここまで

MEでは露出倍数ダイヤルがASA感度ダイヤルと二重構造で、操作感もすばらしいです。一方MV1はこれを簡略化したため、露出倍数表示が巻き戻しクランクを半分引き上げると見えるという点を指摘したモノだと思います。

Mシリーズですと個人的には質感、操作感はMEが良好であると感じます。(MXよりも)
金属製のMEお勧めです(・∀・)イイ!

盛んなご様子ですよ~。
いい加減にしないとたいへんな事になってしまいます~。

>KITA さま
ご指摘 ありがとうございます。
おっしゃる通りですね。実は今日 ME に触れてきたところです。ジャンクでしたが。
ME 側からみれば確かにそう見えます。ただ、ME の使い手レベルのユーザーが露出倍数ダイアルをいちいち見ないだろう と思い、本文の記載になっております。
MV1 ユーザーでも、実写に入る前に+-方向を覚えてしまえば、あとは都度見直す必要はないので、これで良いと思いました。
ワインダーの下に(クルクル動いてしまう)露出倍数ダイアルを仕込んでいるあたりが、私の中でペンタックスの評価をむしろ上げています。
「 操作感 」はユーザーならではのご指摘ですね。興味深いですねぇ このひとこと。

ME と ME super ユーザー、元ユーザーからは薦められますね。必ず。スーパーバイザーのKITA さまも ME おススメですね。
よほどの銘機のようですね。
と、LED のキラキラした輝きにはニンマリしながら、x125 と B でもシャッターが落ちない手元のミラーアップジャンク ME super をどうしてやろうか と眺めながらこの文を書いています。

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