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2014年11月16日 (日)

オリンパス XA 整備ほぼ完了 / 10ドルカメラで遊ぶ

オリンパス XA  整備ほぼ完了 / 0ドルカメラで遊ぶ

2014/11/16  初出
2014/11/22  加筆

オリンパス XA

コンパクトなレンジファインダー機

露出もピント合わせもマニュアル.


下に写っている赤い破片のようなモノは,レリーズスイッチボタン.
正確には,レリーズスイッチの蓋でもある.
接着固定なので 剥がしてある.サービスセンターで修理できるように,剥がせる接着剤を使っている.
軍艦部を開けるには,この下にある隠しネジを外さなければならない.

Web の先人達の貴重な情報に感謝だ.

これらは迷える旅人の地図であり羅針盤でもある.


最終チェックをしてから貼りなおして完了予定だが,この個体も軍艦部を開けずに整備は ほぼ完了したようだ.


これまで,4機体のオールドカメラのネジを外したが,3機体は軍艦部を開かずに必要な整備ができた.
軍艦部を開けたのは1機だけである.
大がかりにやらなくても意外と改善する.


私の所有する機体は出所がしっかりしているので,ワンオーナーであった可能性が高いから といえるからでもあるが.

---------

主訴:
シャッターレリーズが不安定.しかもだんだん悪化している?

処置:
底蓋を外しての注油と シャッタースイッチの整備.

詳細:
まずは 底蓋のネジを外して,裏蓋にテープで順番に貼っておく.底蓋を外す.ここにモルトプレーンが貼ってある.手強い印象.

私の都合で手が空いた時間に少しずつ作業する.

都度,底蓋を戻して,テープで仮止めして,チャック付きポリ袋にドライバーと一緒に放り込んでおく.
これの繰り返しだ.


底蓋側の該当すると思われる部位に注油する.
注油はオイルを絡めたつまようじで撫でる程度.

即座には変化なし.数日経っても変化なし.


私の使っているオイルは,ブリヂストンのサイクルオイル.

ミシンオイルにも使える高品質のオイル.国産品.他人には勧めない.
ミシンオイルを買おうかと思ったが,手元にコレがあったので,コレで済ませている.
カメラ用には粘度が高いようだが,10ドルカメラにわざわざ専用オイルを購入するのは私にとっては本末転倒.有り物で対処する.
私はジャンクカメラの分解修理を趣味にするつもりはない.カメラは写真を撮ってこそ のカメラである.
ただ,自分の道具であれば 最低限自分で手入れや整備はするものだろう?
オイルの粘度を下げる必要があるときは薄めるが,現時点ではその必要を認めない.



ところで,シャッターレリーズがなかなか改善しないのでシャッタースイッチを分解したが,ここには問題はないらしい.


フェザータッチの特殊なスイッチなので,レリーズの手応えが非常に少ない.

・電気回路で繋がっているセルフタイマーはミスなく連動する.( が,シャッターはしばしば切れない. )

・ファインダー内の露出計の指針が,シャッタースイッチと連動してわずかに下がる.これはシャッターの電磁スイッチ側に電流が流れる事による電圧低下によるものだ.しかしシャッターは切れない.

という事は,スイッチ側には問題はない.

長年に渡り放置されていたので,ソレノイド側の電磁スイッチ周辺が硬直していると判断.
軍艦部を開けて注油するのがベターなようだが面倒だ.
うまいことに
繰り返しの空シャッターで,シャッターが切れる確率が上がってきた.

シャッタースイッチを分解して,逆反りに少し修正したのが奏功したかは不明だ.
薄い銅板で,足が細いので切れないようにトライは一度きりだ.


しかし,テストしていると また調子が悪くなってきた.もう一度見直す.

スイッチが電気的に反応低下している.底蓋をテープで仮止めしているので,ここにあるバッテリーの接触圧力が低下していたようで,
バッテリーをしっかり押さえてみると改善する.
底蓋はしっかりネジ止めする.バッテリーは磨いておく.

とりあえずの LR44 だが,正規指定の SR44 に切り替えたほうが良さそうだ.

少し高価なので,整備に失敗したときにイタいと思ってケチッた.その LR44 ですら新品だったかどうか記憶が定かではない.
( SR44 は 電圧が 1.55 V と 少し高いのと,電圧が安定しているといわれている.ボタン電池は実はエラーやバラつきが意外に多い.安価なものほどその傾向が強い.電池というモノを 100 % 信頼してはいけない.)

設計時の設定が SR44 だったという事は,結構なバッテリー高依存傾向があるのかもしれない.

XA はこれ1機しか持っていないので確認は難しいが,バッテリーの違いによるシャッターの切れの違いがあるかもしれない.
バッテリーチェッカー内臓だが,電圧が不安定でも作動するので,あまりアテにならない.
機会があったら確認したい.



数日間,日に数度,空シャッターを切って行くうちに,かなり改善してきた.

電気回路の故障ではなく,機械的な機構の動作不良だったので,動かしているうちに改善してきている.

まるでヒトのリハビリみたいだ.


シャッターは 100 % 確実に切れなければいけない.

ランダムにピックアップして,連続 24 回とか,36 回とか,5 回切って放置してから 3 回切って とか.

テストで 100 % に限りなく近づいた時に赤いプレートを接着して整備完了 とする.
それから試写に入る.


赤いカバーを外して シャッター機構を見たので,フェザータッチのシャッターの切り方のコツも掴んだようだ.



総括:
旧い機械式カメラのトラブルは,実は放置されているために可動パーツが固着していて,( 時には注油が必要だが ,)
パーツの破損以外は,動かしているうちに改善するモノが実に多い.
動かない即分解 の必要はない.時間と回数をかければ復帰する場合が意外に多い.
今回の空シャッターは 300 回を越えた.


シャッターは 100 % 信頼できなければカメラとして使えない.

ここは絶対に妥協せず,デューク東郷のように行こうじゃないか.
まぁ 彼なら,新品の XA をダースで 10 ケースくらい購入してランダムにテストして,1台を選ぶだろうが.

   
   
   

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