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2014年11月19日 (水)

ASAHI PENTAX SPF の整備完了 / 10ドルカメラで遊ぶ

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2014/11/19  初出
2014/11/22  写真をリサイズしました
2014/02/08 訂正と追記


アサヒ ペンタックス SPF

セルフタイマーレバーのデザインも秀逸。


既出の S2 ( 露出計なし,1959年 ) →  SP ( 絞り込み測光,1964年 ) →  SPF ( 解放 開放測光,1973年 )
と進化していきます。
この間 約15年。

標準(同時代)のレンズは S M C - Takumar でしょうが、持ってないので、Super - Takumar を着けています。S2 に着けているモノとは別モノです。

実はスーパータクマー 55 mm F1.8 は、新旧2本持っています。


この アサヒ ペンタックス SPF は行きつけのカメラ店で、ジャンク扱い。既出の アサヒ ペンタックス S2 と並んでいました。

旧モデルのペンタックス S2 の方が高値で、SPF の方が見た目が綺麗で機能も上位のハズなのに何故か 10 ドルでした。
ファインダーを覗こうとしたら、プリズム腐蝕で黒いラインが横切っていました。この辺りが 価格差の理由でしょうか。

なので私もスルーしていました。


S2 を保護した後も、ずっと「 研究用 」棚( =ジャンクカメラ 扱い)に残されていました。

ちなみに、正面に向かって左側( 機体の右肩 )に SPOTMATIC F とエングレービングがありますが、私は長いこと スポーツマチック だと思い込んでいました。


なぜだか 私は 「なんとかマチック」という語感には弱いので、それだけでグラグラきてしまいます。
しかし、なにゆえ スポーツマチック なのか と思っていた。勘違いして記憶したロゴは、咄嗟にそのまま出てくるものなのだね。



それはさておき、行きつけの店なので何度か足を運ぶうちに、露出計があったらそれはそれで便利かな とか、解放測光を試してみたくなったり とか、進化を体験してみたい とか。
外観が綺麗なので、なかなかに貴重な感じだ。この店でこの価格なら露出計は生きているハズだ。
とかなんとか いつの間にか購入の理由付けをしていました。


私はこのカメラ店を信頼しているので、例えジャンクカメラ扱いでも、

ファインダーを覗いて、
巻き上げて、
シャッターを切る。
空シャッターを2~3回切って問題なさそうなら購入です。

プリズム腐蝕など、肉眼のピントを奥に持っていけば別に気になりません。だってジャンクカメラですから。

測光には影響があるかもしれませんが、もともとカメラなど所詮は道具ですから、その道具のクセを掴んで、ヒトがフォローすれば良いんです。




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本題:

SPF のスローシャッター不調


あとから気付いたのですが、 1/8 ~ 1 秒のスローシャッターが不調。
はじめのうちはそうでもなかったのですが、時々ミラーアップして停止してしまいます。続けて速いシャッターを切るとミラーが戻ります。

シャッターチャージからレリーズして、ミラーを蹴っ飛ばしてシャッター幕を走らせるパワーはシャッタースピードに関わらず一定ですから、原因は、

・スローガバナー不調

・シャッター幕速度不足

のどちらかでしょう。


シャッター幕速度は、音を聞く限りでは先のS2 よりはしっかり出ているようです。
したがって、スローガバナーから診ていきます。こちらからなら、底蓋を開けるだけでよさそうです。
( Web の先人達に感謝します。)


私がカメラのネジを外す 記念すべき1機体目です。

底蓋を開けた内部は、初めて見た景色ではありません。「地図」を見ていたからで、あまり迷わなくてよさそうです。

この底蓋に、正規のメンテナンス記録が鉛筆で上書きされていました。2度のメンテナンスを受けていた事が判ります。


さて、実際に何度もシャッターチャージとレリーズを繰り返して、仕組みと動きを把握します。

必要と思ったところ数か所に注油。前回の記事にも書いたように、つまようじにオイルを浸して撫でる程度。

当然即座には好転しません。オイルが必要なところに回ってゆくまでの時間が必要です。

しかし、改善しません。

見込み違いか? しかし、「 音 」はシャッター幕の速度不足ではない と言っています。
比較個体( ペンタックス S2 )があって助かります。こういった事から、経験というものの大事さが解ります。

「 なおす 」 という行為には、正しく動作するモノを知らなければなりません。それを知っているのがプロフェショナル というものです。



シャッター幕のスピード調整の方法を Web で調べます。迷いはあります。しかし手を出したら正確な作業は困難です。できることなら避けたい。

この間にSPF のスローガバナーの狙ったポイントにやや多めに注油しておきます。

SPF はオイルが適切な方向に滲みて行くように角度を考慮して置いておきました。

この整備はオフィスで行っていたので、連休中はなにも出来ません。

数日が経過します。


連休明けの朝、ロッカーに置いてあった SPF のスローシャッター時のミラーアップが下がるようになっていました。
全速度ではありませんでしたが、その後はテストの度にどんどん改善していき、全速度完全に動作するようになりました。

早まって シャッター幕の速度調整に手出しをしなくて良かった。本当のジャンクにするところでした。
( もっとも 素人の私が底蓋を開けたので、正真正銘のジャンクカメラです。 )



「 急いては事をし損じる 」

先人の残した名言です。


既に本当に全く気にならないレベルになったプリズム腐蝕のファインダー( 強がっているわけではない。)を除いてほぼ整備が完了しました。
モルトは大丈夫そうにみえるので、試写に行きたいところですが、標準(同時代)のレンズがありません。

とりあえずは、2本目のスーパータクマー F1.8 / 55 mm で試写に行こうかと思っていたところが。。。


 
   
   
ASAHI PENTAX SPF         10ドル



   

   

   

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