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2012年12月 9日 (日)

日米関数電卓対決(序章その2.ラストアンサー) / CASIO fx-373ES

日米関数電卓対決(序章その2.ラストアンサー) / CASIO fx-373ES


TI について 前回の5項目の Ⅳ を以下の様に修正する.

Ⅰ. 省略された乗算記号の優先順位.

Ⅱ. 指数関数の [×10n] キーは,括弧を使うのが前提.

Ⅲ. 変数メモリが使いやすい.数式への代入には [x] キーひとつで良い.

Ⅳ. いわゆるラストアンサーは裏になっておりやや使い勝手が落ちるが,
数式履歴から代入する事ができ,これが便利.

Ⅴ. 分数体質ではない.


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【ラストアンサーの功罪】

前記の Ⅳ について.

ラストアンサーキーを最重要視しているメーカーは CASIO である.
確証を提示できないが、"ラストアンサーキー" のオリジナルはおそらくCASIOだろう.


カシオ が如何に "ラストアンサー" を重視しているか.



☆ 消えないラストアンサー ☆

ちなみに,カシオ機では 数式履歴は電源オフで綺麗に消えるが,"ラストアンサー" は消えないのだ.[AC] キーでも消えない.
カシオ機では,ラストアンサーを消すには

・リセット 又は類似行為

しかない.



ゼロ にするには

・ゼロの上書き

でゼロに書き換えるしかない.

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"ラストアンサーキー"は,ひとつ前の数式の解を次の数式に代入するにはなかなかに使い勝手が良い.このキーはカシオのカルチャーだと絶対に表にあるべきだ.

関数電卓の標準入力方式を少なくとも 1979年までには確立した カシオ は,標準入力方式のカルチャーを受け継いだ 前回の数式の解を滑らかに利用する方法 を,数式通り入力方式を経て数式自然入力へと持ち込んだ.


"ラストアンサー" はひとつの "メモリ" である."変数メモリ" を利用しない簡便な方法である.
これは [M+] キーの考え方に近い.初学者には厄介なシロモノだ.中にナニが入っているか [=] キーを叩くまで判らない.
しかも "ラストアンサー" を利用した数式の再利用は『価値がない』といわれるくらい困難だ.


この カシオ 対する シャープ の答えが,
・ラストアンサーメモリを使った時の数式履歴の削除 
・[ANS=] とラストアンサーメモリの表示(カシオより明快.)
であった.


そして北米では全く別のアプローチがなされていた.
それが テキサスインスツルメンツ(Texas Instruments ), TI の方式.
数式履歴からの再利用である.

TI では,ラストアンサーの再利用をなるべく回避させたいと考えている と私は推測している.

続きは次回.



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日米関数電卓対決(序章その2.ラストアンサー) / CASIO fx-373ES

冒頭の写真と同じものである.CASIO fx-373ES.


過去記事の例題集より 2番目の例題

(4/3)πr^3=1000 の時,r を求めよ. (例題R1-1)


これをあえて標準入力方式のように1項目づつ移項して得た解を,"ラストアンサーキー"を使って検算したところ.

カシオは 1000 に書き戻せる.こういった細かいところは日本の得意技か.

   

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