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2012年4月29日 (日)

標準入力タイプの関数電卓世界統一戦 / TI-30XA ,CASIO fx-260A,SHARP EL-501E,501J ,Canon F-502G,F-604

標準入力タイプの関数電卓世界統一戦 / TI-30XA ,CASIO fx-260A,SHARP EL-501E ,Canon F-604      標準入力タイプの関数電卓世界統一戦 / TI-30XA ,CASIO fx-260A,SHARP EL-501E ,Canon F-604




冒頭の写真は 分数 4/3 を入力して,数値を評価させたところ.両機とも同じく帯分数になる.

この方がアルゴリズム的に都合が良いのだろう.



◎ 忙しい課長ポチ と 社員タマの会話

ポチ課長:「 あー  タマ君。[13/576] はいくつになるかな?」

社員タマ:「 [13/576] です。」

ポチ課長:「 ・・・帰ってよし。 あ タマ君、明日から来なくていいよ。」




◎ 本題

標準入力タイプの関数電卓世界統一戦だ.あくまで,私規準.

Texas Instruments  対  日本の主要3社.
(ひょっとすると、hp も出てくるかもしれない。私的には RPN もスタンダードも同じカテゴリだ。)



● メモリストア対決,マルチメモリの部.

TI-30XA は、ユーザーの望むメモリストアがほぼ可能だ.

分数は分数のままでもストアでき,小数を含む整数に変換したならそのままのストアも可能.私の知る限り標準入力タイプでこれができるのは本機だけだ.

3段の変数メモリを持ち,[STO] を打鍵した時点で液晶ディスプレイ上の数値を評価し,[変数メモリ] 打鍵時にメモリに代入する.
[STO] を打鍵した時点で数値を評価するので,

・仮分数が帯分数に変換されたり,

・60進の時間表示が小数を含む整数に変換されたりしても,

心構えができて好感がもてる.


一方のマルチメモリ機の キヤノン F-604 は変数メモリを10段持っている.
キヤノンオリジナルではないが,テンキーを利用したマトリックスは,アルファベットから探し出す方式より容易だし整理しやすくて便利.

[STO] では数値を評価せず,[変数メモリ] を打鍵した時点で,一気にそこまでの数式を評価して代入する  という数式通り入力タイプの代入法.

こちらは [STO] キーを使うと,代入時に数値や数式を評価するので いきなり数値が変わる時があり,面喰らう.

・[X→M]キーで,従来の液晶ディスプレイ上の数値をメモリに上書きして代入する方法も選択でき,

・[M+]も可能.ただ,[M+] キーは独立メモリを使用中に不用意に使う習慣がついてはいけないのでおすすめはできない.

マルチメモリの数では キヤノンが上だが,分数でも,小数を含む整数でも自由にストアできる TI の方が私の好みだ.


実はこの問題,ご存知のように数式通り入力タイプ→数式自然入力タイプと進化しながらもまだ日本勢は成し得ていない.
あえてそうしているとすれば,その理由がわからない.

但し,TI-30Xa は,時間表示はメモリにストアすると小数を含む整数となる.
この点は カシオの fx-260A が優っている.撤退したカシオ.惜しまれる.



● キーアサイン対決

キーアサインは文句なしに TI-30Xa が勝利.

目的の関数キーを探す事はまずない.

しかしこの TI-30Xa ,決しておススメはしない.一度 キーアサインの良い関数電卓を知ってしまうと,たった一手増えるだけなのだがシフトキーを経る事が非常にわずらわしくなってしまう.特に関数電卓の必要な場面では.

世の中 知らない方が良い事もある.



● 小数→分数対決

TI-30XA は,[F<->D] キーで

[0][.][0][0][5]



[1/200](←200分の1)

に変換できる.


日本勢標準電卓群では 小数→分数変換機能 は皆無.ただし,基本ソフトの製造年は差し引いて考慮しなければならない.が,日本勢は標準入力方式をすでに本気で創っているとは思えない.

打鍵数の少なさや手軽さを過去のものとするにはあまりに惜しい.



● 分数体質対決

メモリストア対決で書いたが,日本勢は分数で入力した数値は分数のまま内部に保持する分数体質.


TI は,2Lines を持っていないので推測だが,
標準入力方式 → 数式通り入力方式(2Lines) → 数式自然入力(4Lines) と,分数は分数で保持し,小数を含む整数に変換したらその形式で保持できる.

その演算方法の違いで末尾に誤差が生じる場合がある.当然といえば当然でこれで良いと思う.

ちなみに,Texas Instruments も,4Linens の TI-30XB から TI-36 PRO になると,通常の入力ではやや分数体質寄りになる場面がみられる.


使用目的にもよるだろうが,計算の精度が高いイコール高性能 ではないと思うのだが,スペック重視偏重なのだろうか.

変換してのストアは今まで通りそのまま保持してくれるので快適.


末尾の誤差といえば hp の RPN機.その RPN の入力手順の自由度から末尾の誤差がしばしば生ずるが,設計のコンセプトがそもそも違う.
同じになったら壊れているのかもしれない.


数式自然入力(4Lines)の話だが, TI の 30XB と 36 PRO はむしろ誤差が生じないように精度を犠牲にしている.
同じ数式を違う形式に変換したり,標準入力方式のように分割して演算させても誤差が生じにくい.このへんの処理は上手い.



● 60進対決

カシオが完璧.


TI は [2ndF] ながら [DMS>DD] と [DD>DMS] キーが独立しており,混乱やミスを誘発しにくく,配置も良い.


Canon は SHARPとCASIOのハイブリッド.SHARP より良いが CASIO には及ばない.


SHARP EL-501E はすでに指摘されているようにバグがあり,脳内変換が必要な場面がある.
入力時の脳内変換ならありうるが,答えを脳内変換するというのはうっかり見落とす可能性も.

というワケで


Ⅰ.CASIO fx-260A
Ⅱ.Texas Instruments TI-30XA
Ⅲ.CANON F-502G,F-604
Ⅳ.SHARP EL-501E,501J



● 総合評価

Ⅰ.Texas Instruments TI-30XA (横綱.グランドチャンピオン.殿堂入り.)

Ⅱ.SHARP EL-501E501J (取り回しが良く使いやすい.視認性が良く入手も容易.逆数キーが表にあったら1位かも.大関.チャンピオン.)

Ⅲ.Canon F-502G (一見して普通の電卓っぽく,良い意味で関数電卓としてのヤらしさがない.スーツの時にはこれが良いかも.デザインの勝利.)

Ⅳ.CASIO fx-260A (モノとしての造りは素晴らしい.がキーアサインは最悪だ.使いやすいとは言えない.勝ち逃げなので最下位にしてもよい.)

Ⅴ.Canon F-604 (所有欲を満たさない.もっと本気で良いものが造れたハズ.やる気が見えない.ただ,マルチメモリは貴重.)




気が向いたら番外編も書いてみよう.

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