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2012年1月 8日 (日)

TI-36X Pro の実力 その1。 キーアサインを考えたり。

TI-36X Pro の実力 その1


      
前回のファーストインプレッションには,客観性に欠けるところがあったので,この稿で一部訂正する.

      
・ハードケース付きの筐体重量は30XS,36X Pro ともにほぼ 150g で変化はない.(使用したデジタルのはかりは精度が低い.とはいえ大差ない.)
      

・キーのタッチの硬さも変わらない.
      

・キーの上方が高く,手前に傾斜しているのは 30XS からで,両機体とも同じであった.
     
    
     



大きな改修点がある.   


ここで前回の例題
 
例題
指数表示の大きな数を,同じく指数表示の小さな数で割る.キーインは以下.
[6][EXP][2][3][÷][1][EXP][-][1][9] (例題1- 2)
    

期待される値は
[6][EXP][4][2](←6×10^42)
とし,これを正解とする.
     
 
[6][EXP][4](←6×10^4)
を不正解とする.
     


・36X Pro は指数入力専用キー[EE]を搭載し,正解を返した.

写真の [/] (スラッシュ)は,割り算の記号表記です念のため.36X Pro から採用された.

ちなみに他の関数電卓と同じように,指数部への変数メモリからの数値の代入にはエラーを返す.
     
      

・ディスプレイの2行目は,log の逆関数[10n]キーで入力したもので,予想通り不正解であった.(日本の関数電卓のほとんどは正解を返す.)

これは,6÷2(1+2) 問題と同じで,省略された乗算の優先順位の違いによるもののようだ.
少なくとも北米においては,log の逆関数[10n]は 本来括弧で括るのが正しい とされているようだ.
     
     
     

北米と日本では関数電卓の優先順位に違いがある事が証されていなければ,私などには到底解らない問題だ.
     
     
     



30XS の上位機種 36X Pro はキーアサインが悪くなった.多機能ゆえの という事ではないようだ.配置を見ると納得せざるを得ないような感じがする.
       

逆数キーが裏に回ってしまった.個人的にはおおいに不満.
数ヵ月とはいえ,30XS ユーザーにとっては非常に使い辛い.たった一手多くシフトキーを叩くだけなのだが.
個人的には階乗キーは裏で良いから逆数キーは表にしてほしかった.


     

関数電卓のキーアサインとは不思議なもので,初心者にとってはあまり重要ではない事 かも知れない.
愛機一台を徹底的に使いこなしているカッコイイ人達にとっても.

しかしひとたびアサインの優れた電卓に触れてしまうと,もう戻れなくなる.標準入力タイプの TI-30Xa がそれで,シャープ EL-501E も然り.

名機 SHARP EL-501E は,液晶ディスプレイの視認性が抜群で液晶の表示タイムラグが少なく反応速度が速い.シンボルも全て見える.
私は視力は良い方だが CASIOのアイコン化された小さなシンボルは見づらいのだ.
この視認性の高さはコイツを名機たらしめている重要な要素だと常々感じている.
四則演算キーをわずかに小さくして最大に大きくした数字キーは叩き易く,キーのプリントから盤面の裏関数まで全部見える.
キーストロークは浅いが打ち漏らす事はない.

チャッチャとやる時には持ってこいだ.
[F<->E]キーはやはり必須アイテムだ. とあらためて思う.
     


それたので戻す.
36X Pro は,30XS 同様 重要なキーが左側と中央左側寄りに配置され,非常に使いやすい機体だ.

  


table 機能には,不満点だった編集機能が(一部だが)付いた.

以前に書いたが,コイツらは数式の入力中に履歴を自由にさかのぼり,2つでも3つでも前の解でも数式でも自由に活用できる.評価の高いハフマン方式のマルチタップキーの変数メモリすら活用する機会が減る程.
この機能は日本の関数電卓群には見当たらない.

通常の演算とtable 機能がリンクして,さらに使えるようになった.
    
     
      


階層深く潜っても,どこにいても [quit]キーで瞬時に脱出できる.
履歴探索中にうっかり [clear]キーを叩くとその履歴が消えて幾度も涙をのんだ.
いっそのこと [quit]キーを表に出し,[clear]キーは裏に回してしまっても良いのでは.
     
     
     

 

今のところあえてマニュアルは ほとんど見ていない.


と今回はここまで. 

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コメント

TI-36X Pro いですね。
私はヤフオクで新品入手しました。
電源をoffにしてもその状態を全部覚えていてくれるのがGoodです!
あと、携帯電話の文字入力と同様のマルチタップ方式を関数や変数の入力に採用しているのは独創的ですばらしい。
「shift」や「alpha」キーをなくして指の移動を不要にしてくれます。
日本で買うなら楽天「アメリカダイレクト」が安くて便利なようですよ。2012/1/8現在。
http://import.buy.com/ja/product/220030807/

マニュアルに載っていない小技発見しました。
MATHPRINTモードのときにlog x (y){底xのyの対数}を求める式に、log(y,x)という表記が使えます。
もちろんlog□(□)という四角に値を入れてもOKです。
CLASSICモードのときはlogBASE(y,x)でもlog(y,x)でも同じ結果です。
てか、マニュアルにはCLASSICモードのことはほとんど書かれていませんね。

TIが日本へ進出して、グラフ電卓による理系人間の育成に一石を投じて欲しいものです。
関数電卓から撤退したシチズンさん!!OEM販売か日本の総代理店やりませんか?

>otojun さん
36X Pro をお持ちなのですね。すでにだいぶ使い込んでいらっしゃるご様子。
本機は日本に何台くらい入って来ているのでしょうかねぇ。

小技情報 ありがとうございます。
大技情報もお待ち致しております。(゜o゜)\(-_-)ポカ
私もこれから存分に使い倒してみたいと思います。

今はマニュアル無しで使っているところです。しばらくしたら、マニュアルと突き合わせてみたいと思います。

もし、 TI が日本に本格的に入ってきたら、一石を投じてどころか、えらいこっちゃ になるかも ですね。
ただ、知名度がほとんどゼロなのが痛いですね。地球は小さいようでまだまだ広く大きいですね。
私的にもシチズンさんにはいろいろと頑張ってもらいたいと思っております。

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