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« TI-30XS の第一印象と特徴的な挙動 / Texas Instruments TI-30XS | トップページ | TI-30XS 2つの記憶を持つ忠実なる機械 »

2011年9月23日 (金)

2つの記憶を持ち続ける関数電卓 / TI-30XS

 
  
 
前回書いた 30XS の特徴の少しだけ詳細を
 
   
1,Multi View は数式自然入力も出来るが、最大のウリは 4行表示ができる事 ではないか。
    
2,[Clear]キー打鍵で,実は数式も解もクリアしない。
    
3,数式利用時にメモリリコールの [RCL] キーがいらない。従って [RCL] キーが裏に回っていてもなんら差し支えない。
   
4,数式利用時にメモリリコールしても、ラストアンサーを書き換えない。
  
  
上記1と2は繋がっている.さらに履歴が残る事とも.
 
 

 

上記1と2について.

単純な数式を例にとる.

・本機は同列1列に,数式を左側,解を右側に表示する.(冗長な数値の時には改行される.)
・計算4回で液晶画面がいっぱいになる.
・[Clear]キー打鍵で画面が一掃される.が 実は上方にスクロールしている

TI ではScientific Calculators のページで
TI-30Xa を    One-line
TI-30X ⅡS を  2-line   (This scrolling, 2-line model と書かれている.)
TI-36X Pro を  4-line MultiView  (TI-30XSの上位モデル.30XSのブリスターには 4-Line Display と書かれている.)
(2011年9月現在)
と紹介している.

http://education.ti.com/educationportal/sites/US/productCategory/us_scientific.html
 

30XS ⅡS は日本でいう2行表示の数式通り入力機の事である.やはり研究のためにコイツも連れて帰るべきだった.失敗した.
 
 
 

国産機ではクリアキーで文字通り数式も解もクリアされる.
TI では数式も解も,そして実はエラーの履歴さえもすべて残っており,それらは順繰り上方にスクロールされている.
私はポケコンを使ったことがないので,これがポケコン由来の当然の挙動かどうかは知らない.
  
  

数式をクリアしないと書いたが,カーソル点滅状態の未確定の置数はもちろん [delete] [clear] ともに有効である.

 
 
  
数式と解の履歴(エラーの履歴までも)は,延々と上方に記録されている.
  
本機の[clear]キーは,履歴をスクロールアップさせているだけなのだ
  
  
ちなみに,液晶画面の4列が一杯になっていても,新規の計算のために打鍵すると
履歴は自動的にスクロールアップしてゆく.

国産機も原理的には同じだが,実際に 30XS を使ってみると,
 

TI-30XS では,前回の数式や数値と比較しやすく,数式と解の履歴はロール紙にプリントしてゆく感じで,

必要なら履歴から数式でも解でも好きな方を閲覧も再利用に持ち帰るのも簡単.

カーソルがたどり着いていれば、1ストロークでコピーして
新規数式としてペーストして計算の開始または,
入力中の数式の必要なところにペーストする.

入力中に履歴に自由にアクセスできるのだ.メモリストアやリコールを使う必要がないかも.
数式であろうが解であろうが [enter]キーの たった1ストロークである.
これは非常に便利.
(ただし,ゆっくりとスクロールするので 古い履歴にたどり着くには少々の時間が必要.)
 

一方の国産機は,過去の履歴はノートをめくる感じ.比較するには一枚一枚めくる感じ.
入力中に履歴にアクセス不可.履歴の数式や数値を入力中の数式に代入することなど当然不可能.
必要な数値はメモリに代入しておかねばならない.

TI-30XS ならある意味メモリは不要なほど.
しかも,コイツのメモリは最短1ストロークで利用可能だ.
(メモリについては また別の稿にて)

  
  
  
国産機にはない挙動はまだ続く.
  

  
  

国産機では [clear]キーを打鍵すると,当然画面はクリアされる.
次に [=]キーを打鍵しても何も起こらない.
  

30XS では [=]キーを打鍵すると(本機では [=]キーに相当するのは [enter]キー),
前回の数式と解が再度実行される.電源オフ後に復帰でも同じである.
30XS は二つの記憶を持っているような感じである
  
この機能により,電源オンにして [enter]キーの1ストローク打鍵により,最後の計算式が即時復活.
  
   
  

【ラストアンサー】は [2nd] [ans] で保持している.
【もう一つの記憶?】は最後の数式か? 最後に実行された計算を再度実行せよ というコマンドかは不明.
現在調査中.
  
  
 

 

 


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