2017年9月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

ウェブページ

無料ブログはココログ

« 2011年5月 | トップページ | 2011年7月 »

2011年6月

2011年6月29日 (水)

カスタマイズできる関数電卓 SHARPのナチュラル入力方式電卓 / SHARP プログラマブル電卓 EL-5160SX

カスタマイズできる関数電卓 SHARPのナチュラル入力方式電卓 / SHARP プログラマブル電卓 EL-5160SX
 

2011年6月29日初出

2011年7月 6日修正

 

 

 
国産組のナチュラル入力方式の関数電卓は今のところ CASIOとCanon だけかと思っていました。
 
ピタゴラスのSHARPはどうしたのかと思っていたら、クラスが違いましたがありました。


 
 
 
EL-5160SX
 

   
プログラマブルですが
 
 

買ってみて判りました。
(買う時に起動してみてナチュラル方式な気がしてましたが、あまりにもたくさん見ていたので、よくわからなくなってしまっていた....)


 
 
WEBで軽く下調べをしてみましたが、私の理解力が弱いのか、SHARPのページの表現か乏しいのか… 
 
ちなみに、EL-509F が非常に気に入っているのだが、【マルチラインプレイバック】をうたいながら、つい先程の数式が見事に消えてしまう。。。私にとって数式履歴は重要。
【計算した式を次々さかのぼれる】って書いてあるのに。。

 
 
いちばん悩まされたのは EL-5260 (←5250Fx) との比較。
(こっちのデザインの方が断然好き。[=]キーが [ENTER] となっているのがたまらん。おそらくそのうち買ってしまうだろう。)

多機能の方がなぜか価格が安いし
どちらが上位機種かわからん。
3行表示と4行表示の優位差もわからん。

 


 
 
 
 
使ってみてわかったコイツの良い点を挙げよう。


 
 
関数のキーをカスタマイズできます。


 
・機能メモリーD1〜4に関数を登録できます。
(裏関数を表に出せるのだ!!)
【よく使う関数や機能を登録できます】なんて書いてある。
「…で それがどうなの?」くらいしか感じられなかったが、実際に使ってみたらスゴく便利。

 


 
 
・F1〜4に数式をそのままストアできます。

浮かんだ数式や必要だが覚えていない数式を普通に入力してFキーにストアするだけ。これまた至極便利。

 


 
 
 
機能ボタンの D1〜4ボタン には私は現在 左から

 

[逆数][√][π][ANS]をストアしている。

 

逆数キーは絶対に表に置くべきだ。たった1ストロークの違いだが裏にあってはその存在は無いに等しい。


 
ラストアンサーキーも表にあるとなにかと便利。


 
 
これに[F←→E]キーを登録できれば完璧なのだが。。。

その代わり といってはナンだが、3桁位取り があり、これもなかなか役に立つ。関数電卓には意外な事に3桁位取りがないものだ。
 
 
 
履歴には数式はもちろん入力中の数値や演算記号もそのまま残ります。
 
これも良いなぁ。

 

普通の関数電卓にもこのバージョンもつくって欲しい。是非。
 
 
 
電卓持ち込み試験を受けるわけではないので、これで良いかな。
少々無駄に高い気もするが。

 


 
 
今のところいちばん役にたっているみたい。
 
 
 

2011年6月26日 (日)

再度のバグ問題 / CASIO の数式通り関数電卓第二世代まで

再度のバグ問題 / CASIO の数式通り関数電卓第二世代まで
 
 
左は関数電卓

CASIO fx-290( CASIO/Canon方式の数式通り 第一世代)

CASIO/Canon方式の第二世代までの数式通り入力電卓は その進化の過程を刻む記念碑的存在だ。
再び登場してもらう事になった。

右に添えてあるのが

セーラー プロフィット21 梨地 18Kニブ 中字
使用インクは、カートリッジのブルーブラック
インクの棚吊り対策のステンレスボール入りで快調。
軸は少し艶が出てきて 私だけの1本になっている。

まだスッキリしないので再びのバグ問題を素人が妄想する.戯言である.

【曖昧な挙動や重複するプロセスは 計算機というものにはあってはならないと思う.】

・今回は[STO],メモリストアの問題だ.

そもそもメモリを格納する[STO]キー は SHARP EL-501E に代表される標準入力方式では,
液晶画面に表示されている数値に直接作用する.
残念な事にCASIOの標準入力方式は既に存在せず,所有していないので推測になる.
HPの HP-12c も HP-35s も同じである.
RPN入力という事で標準型には分類されないようだが,スタックを一項目ずつ計算してゆくというプロセスは
この場合 標準型となんら違いはない.と私は考える.

メモリストアの[STO]キーは 数式の入力中なら,入力した数値に.

[=]キーを叩いた後なら,液晶部に表示されている確定した解に対して作用し,これをストアする.
当然の挙動である.
 
 
数式通り入力の前世代からの思想を持つ 標準入力方式 では,解を確定し一時的にストアするには,

[数値][演算キー][数値][=][STO]  (打鍵ルール1.とする)

だったはずだ.

重要なのは[=]を打鍵している という事.

数式の解をストアするには数式が確定してから というルールだ.
当然のルールだと思う.

・【ユーザーへの礼儀】

CASIOは数式通り表示の関数電卓を開発する過程で独自のルールを作ったのだろう.
それがメモリストアの【俺様のルール】
[数値][演算キー][数値][STO][アルファベット] (打鍵ルール2.とする.[=]キーを打鍵しない.)

ではないだろうか.

以前にも書いたが,CASIO fx-290 のマニュアルにはメモリストアはの方法は確かに 上記 打鍵ルール2. のように記載されている.
[=]キーを打鍵しない つまり解を確定しないで数式の解をストアせよ というものだ.

そもそもこのルールがおかしくはないか?

しかも解を確定してからのメモリのストアもなんら問題なく実行する.
こいつも問題だ.

本来であれば それまでのルールを踏襲し

[数値][演算キー][数値][=][STO][アルファベット] (打鍵ルール1‐2.とする)

をメモリストアの正統な打鍵方法とし,
[=]キーを打鍵しない 打鍵ルール2.はエラーとすべきだ と私には思える.

それが,ユーザーにたいする礼儀というものではないだろうか.
解を確定しないでメモリにストアするメリットはなんだ?

・【[=]キーの2度打鍵】

この【俺様のルール】によって計算機は[=]キーを2度打鍵する場面が出てくる事になる.
実務用電卓では場面によっては大問題だが,数式が一旦確定すれば[=]キーの2度押しなど
関数電卓にとっては一見すると大した問題ではないように思える.
だが,これが結局 ラストアンサーとぶつかる元凶となった.

例題1.
メモリAに2をストアする.である.

前提として私の検証では
念のため毎回計算の初めに手元の電卓のラストアンサーを0(ゼロ)にしておく.としている.

数式通り方式以降の関数電卓はラストアンサーへの依存度が高い.
なのに この扱いを軽んじてCASIO/Canon方式はこれ以降迷走するのだ.
これにより多くのユーザーが離れていったことだろう.
残念な事である.

ちょうどこのころHPから復刻版として35sが発売される.単なる偶然だろうか.

ラストアンサーは自由に扱う事ができない.
ちなみに,スタックした数値を自由に扱えるスタック計算機とRPN入力は区別して扱われなければならない.

[0][=]と打鍵すると最も簡単にラストアンサーは0(ゼロ)になる.

CASIO/Canon機ではラストアンサーメモリは[AC]キーでも電源オフでも0(ゼロ)にならない.
ラストアンサーを消す または0(ゼロ)にするには
1.解が0(ゼロ)の数式の確定時
2.ラストアンサーに0(ゼロ)の上書き
3.メモリに0(ゼロ)をストアする
4.メモリの0(ゼロ)を[ALPHA]キーでリコールする
等々である.

一方のSHARP機ではラストアンサーは[C]キーでは消えないが,[CA]キーで0(ゼロ)になる.この違いは何を意味するのか?

SHARPはラストアンサーの重要性と怖さを知っているのだろう.充分に検討されよく練られている.
ラストアンサー依存度の高い数式通り方式で,計算上の自然なラストアンサーの書き換え以外に
なんらかの想定外の挙動でラストアンサーが変わってしまった時に望むべき解がくるう.(単純な打鍵ミスは論外)
この時,「待てよ。もう一度。」と ユーザーの[CA]キー打鍵は自然な動作である.ミスは1度ならユーザーに不信感は芽生えないだろう.
慎重になったユーザーは[CA]キーを打鍵するので,ラストアンサークリア状態の2度目と3度目は同じ答えになる確率が上がる.と誘導している.
とは考え過ぎか?

SHARP機はラストアンサーをユーザーに意識させず,出来れば安易に利用してほしくないので[2ndF]なのだ
というのも考え過ぎか?

SHARP機では再計算のためのクリアは,ほとんどが[ON/C](クリアキー)打鍵で充分だと思われる.
誤って[CA]が押されてラストアンサーがクリアされれば途中からの計算は続けられない可能性が上がる.
[CA](クリアオール)キーは誤って押されないように[2ndF]である.
よく考えられている.

上記1.~4.の挙動は同じ.

私は見えないものを信じない.ラストアンサーに何が入っているかを知る事は数式通り以降の関数電卓の操作の基本だと思う.
SHARPの電卓は数式通りのキモであるところのラストアンサーをユーザーに意識させない造りになっている.
スタックという概念を完全に意識させるHPの電卓と対照的でおもしろい.
SHARP機はメモリ周りの挙動を完璧にコントロールしている.そしてラストアンサーキーはあえて裏にある.

CASIO/Canonはラストアンサーを表に出している.CASIO/Canonはラストアンサーをユーザーに意識させる.
そのわりには詰めが甘いが.
[Ans]キーをユーザーが押せば,その都度ラストアンサーは確定して安定する.
まさか弱点をユーザーに補完してもらおうというわけではあるまいが.

本題に戻る
CASIO fx-290 の挙動

打鍵例1.

数式エリア
[1][+][1]    解答エリアに表示なし.数式は確定されていない.ラストアンサーは0

[STO][A]      数式が確定し,メモリAに2がストアされる.
この時のラストアンサーは2.

打鍵例2.

数式エリア
[1][+][1][=]  解答エリアに2
ラストアンサーは2.

[STO][A]     メモリAに2がストアされる.
ラストアンサーは2.

どちらも無事にメモリAに2がストアされてしまう.
遠藤先生の主張される「曖昧な動作はユーザーのためにならない」の通りである.
だけでなく,自ら墓穴を掘ることになってしまう.

打鍵例1.での
[STO]キーのの打鍵ではまだ数式は確定してない.ラストアンサーは0(ゼロ)のままである.
続いて[A]が押される事で[=]キーが押されるプロセスが走り,
ラストアンサーは2.メモリAに2がストアされる.

打鍵例2.では一度押された[=]キーが[STO][A]で再度押される.
[=]キーを2度押すという危険なプロセスが含まれている.
しかし確定した値をストアする場面は多い.特にマルチメモリ機では.

そしてラストアンサーを含む数式で破綻が起きる事になってゆくのだ.
CASIO/Canon機の第二世代までをともに生きたユーザーは不幸である.

ここからバグ問題が発生する事になる.

[=]キーの打鍵を省略した【俺様のルール】の目的は不明だ.打鍵数を減らす程度の事ぐらいしか考えられない.

しかし,その代償はあまりにも大きかったようだ.

 
 

2011年6月22日 (水)

パイロット 742 ウェーバリー / 『日本を代表する3社のどの万年筆を選ぶか』 完結編 1

パイロット 742 ウェーバリー / 『日本を代表する3社のどの万年筆を選ぶか』 完結編 1
 
 
パイロット カスタム 742 ウェーバリー
 
…こんな写真でも、なにもないよりはマシかと思うので、ご容赦を。
 
 
 
私が万年筆を1本だけ持って行くとすれば、この ウェーバリー。
 
私とともに4度飛行機に乗っている。
 
パイロットのウェーバリーの筆記角の広さとタフなペン先に助けてもらいたい場面は多い。
 
 
こちらに余裕のない時は万年筆のペン先をコントロールできない。
私の仕事はデスクに落ち着いて書き物が出来る環境ではないので、安定して書けてしかもタフな現代のパイロットのペン先はありがたい。

例えば
・高速で行われるカンファレンス
 思考回路はフル活用.限られた時間の中でマシンガンのように話しながら の記録でもモレは許されない
 
・折り畳みのイスしか用意されない体育館の様な所での説明会
 数枚のコピー用紙でもさながら筆の様に。ウェーバリーは筆記角が広いので多少のムリを受け入れてくれる。
 
・講習会や勉強会
 実技や立ち姿勢での筆記でもペン先の角度や負担を気にしなくてよい。
 
・やや細めの中字は手帳にも
 おそらく世界一球体に近いであろうペンポイントは裏書きで細めの細字になる。手帳に細かく書き込む事も可能。(メーカーは推奨していないでしょう。あくまで自己責任で。)

しっかりしたペン先なので、砥ぎの質も安定していると思われます。
よって、ハズレ個体は少ないでしょう。
 
 
特に743にアップグレードする必要性も感じないので、私的にはコレで充分かと。
 
 
 
私にはこのペン先で味のある文字は書けない。ペン先に妙な思い入れを持たなくてよい。
 
万年筆に実用を求める時はこのウェーバリー。
特殊ペン先に分類されているが、超初心の方にはむしろこの入り口もアリだと思う。
 
ただひとつアドバイスするならば、万年筆なので筆圧は常に抜く事 を忘れずに。
 
 
 
バックは SHARP の関数電卓
EL-509F
 
あれほど苦手意識のあった シャープのピタゴラスがこれほど使いやすいとは。
 
 
 
…歳月が変えたのは、人(私)の方だろう。

2011年6月19日 (日)

プログラマブル関数電卓 / SHARP EL-5160S-x

プログラマブル関数電卓 / SHARP EL-5160
 
私はプログラムは組まないですが、プログラム電卓です。
 
 
SHARP には3種類あるのですが、違いが判りにくい。
 
 
で、現場で相当悩みました。
 
 
で、ブリスター開封前です。

2011年6月18日 (土)

シックで統一感のあるデザインの妙 / 関数電卓 SHARP EL-501E ・ EL-509F

シックで統一感のあるデザインの妙 / 関数電卓  SHARP EL-501E ・ EL-509F

日本の関数電卓には現在のところ、入力方式が3通りある.
 
標準入力方式
数式通り方式
ナチュラル方式
 
 
SHARP の関数電卓【ピタゴラス】は、世代を越えてカオが似ている.
 
シックで統一感のあるデザインの妙 / 関数電卓  SHARP EL-501E ・ EL-509F 
 
同じものを2台買ったの? と家族に言われた.
 
 
機種によって若干キーアサインが違うが,あまりモタつく事もない.
 
 
 
しかしながら 使い込んでゆくと,EL-501E (左の小さいほう)の視認性の高さと使いやすさは秀逸だ.

2011年6月17日 (金)

%が揺れる理由 / CASIO fx-373ES・CASIO/Canon 第三世代

%が揺れる理由 / CASIO fx-373ES・CASIO/Canon 第三世代
 
ナチュラル-V.P.A.M.方式のCASIO fx-373ES
 
 
ブリスターから取り出した実物を目にするとなかなかかっこいい.
実機を見てはじめて液晶画面の【ドットマトリックス】の意味がわかった.
 
液晶は黒ではなく少し紫色の入った濃いめの青色.
この液晶画面に合わせてスクロールキー等の第一列(…行 というべきなのかもしれない...)キーを紫がかった濃いめの青色にしているらしい.
 
実物を手にした時その薄さにまず驚いた.聞いてはいたが驚いた.他機の追従を許さない実装技術の高さを見せつける、
373は低価格モデルゆえかバッテリが単4電池なので シリーズ中ミリ単位で厚いが,それでも薄い.この差はかなり大きい.
 
エンド部がいい角度でなめらかに収束しているのがよくみえるこの角度から眺めるのが私は好きだが,例によって手前が大きく歪んでしまい,その曲面の美しさを伝えきれないのは残念.
 
 
 
さて,前回からの続きだ.
 
%の例題1.
 
100円に消費税5%を加える.であります.打鍵は以下.打鍵例1.とする.
 
[100][+][5][%][=]
 
 
正解は[105]である.
 
 
しかし、CASIO/Canon方式の電卓は違うらしい.
第一世代の CASIO fx-290 と
第二世代の Canon F-788dx では 2100 になり,

第三世代の Canon F-715S
         CASIO fx-373ES では 100.05 となる.
 
 
最新の関数電卓の CASIO/Canon 方式の第三世代
CASIO ナチュラル-V.P.A.M.機の fx-373ES の正解への打鍵は
(Canon F-715S も同じ)
 
[100][+][100][×][5][%][=]
 
これを【%計算-第三世代CASIO方式】とする.
 
 
なんとも驚くべき退化ではないか.
公式をほとんどそのまま入力してはいないか?
「まさにナチュラル」 などと笑えない CASIO の事情は以下のように妄想する.
 
 
 
・本題
 
CASIO/Canon方式は[%]キーに何を入れているのか? 何故ここに来て簡単にも変更してしまうのか? である.
 
 
第二世代までのCASIO機での上記の %の例題1 では正解への打鍵はこうなる.
 
[100][×][5][%][+]
 
こちらは【%計算-第一世代CASIO方式】としよう.
 
CASIOの標準入力式の関数電卓を持っていないので いつからこうなのかは知らないが,本当はCASIOはこの方式を貫きたかったのだろうと思う.CASIOは実務機も[100][+][5][%]を認めていない.互換性がなくなる.

しかし、これは立派な構文エラーではないか.数式通り入力の段階で既に誤っている.
CASIO機には なぜだかこういう事が多い気がする、
 
 
 
 
・実際の挙動
 
現行モデルの数式通りで最も古いタイプの CASIO fx-290では
 
数式エリア
[100][×][5][%]
 
で,解答エリアに5
(ラストアンサーは5)
 
さらに[+]打鍵で はじめに置いた[100]とラストアンサーを加えて 
 
解答エリアに105

とするようだ.
 
 
数式通りとしては一見なんとなく使い勝手が良い感じだ.
ちなみに、HPのRPNでは
 
[100][ENTER][5][%][+]
 
と入力する.なんとなく似ている.
 
【%計算-第一世代CASIO方式】では100の5%が5である事が解答エリアで見え,[+]を打鍵すると望む答えの105が出てくる. 
これがメリットだと考えたか.
 
 
 
CASIO の電卓の%キーには 0.01 が入っている.これは各社同じ.
演算キーとの組合せで答えを得ている.これも各社同じ.
CASIO第二世代まではさらに%の基本計算の他に 増加割合 と 変化率 の計算が出来るのがウリのようだ.さきほどの 2100 は増加割合である.
しかし,キーには[%]の記載しかない.マニュアルがないとわからない.
 
 
ちなみにユーザーに定評のある HP-35s は [%] [%CHG](変化率) をきちんとわけている.
HP-12c には,[%T],[△%]とか 実行するコマンドに応じた違いを明記している.
こういうところが【HPの哲学】なのでは.ユーザーに優しいのはどちらだろう.
 
 
CASIOに戻る.
数式リプレイし,[DEL]キーで謎が解ける.
[DEL]キーは当然1文字削除.関数記号や演算記号はひとつで1文字扱い.
 
 
[DEL]キーを1回打鍵すると,
 
数式エリア
[100][×][5][%][+]
 
[%][+]が同時に消える
[%][+]をひとつの関数として扱っているらしい.うまい工夫だったようだが,ルール違反である.
 
ナチュラル-V.P.A.M.入力方式になり 入力ミスをすると Syntax error が表示され,当該ポイントまで戻る事が出来るようになった.
標準入力と違い数式をはじめから一生懸命入力してきたユーザーに Syntax error で強制的に[AC]を押させるような事がようやくなくなった.ユーザーに優しくなったのは大歓迎だ.
だがここで自らの構文エラーがひっかかってしまったのだろう.
 
 
CASIOさんは開発を急ぐからなのか? それともビジョンがどうかしているのか? 場当たり としか考えられない.
 
 
ナチュラル-V.P.A.M.は,初学の者にも優しく,そのディスプレイ上での展開は教育面でのメリットも大きいだろう.それゆえ構文エラーの例外処理は今までのように場当たり的な対応では済まされない.苦渋の決断か? 従来のCASIO機との互換性は?
 
 
 
関数電卓で%などどうでもよいと考えなかった今回のCASIOを評価しよう.
ほころびははじめは小さいものだ. 【例外】と プログラムの【例外処理】は別のものだ.

2011年6月14日 (火)

ベースは同じソフトウェアの姉妹機 / SHARP EL-501E ・ Canon F-502G

2011年06月14日初出
2011年10月26日加筆修正
  
  

写真の
 
 
ベースは同じソフトウェアの姉妹機 / SHARP EL-501E ・ Canon F-502G 
 
SHARP EL-501E
 

 
 
ベースは同じソフトウェアの姉妹機 / SHARP EL-501E ・ Canon F-502G 
 
Canon F-502G
 
は血を分けた姉妹機だったのだ.
 
 
 
・根拠
1.計算の精度が同じ(←実用範囲内での精度.精度ぎりぎりを試すと差異がある事がわかった.だから姉妹機.これによりF-502G自身にも世代またはロットの違いで精度の差異があるらしい.工業製品としてはよくある事例.)
 
2.キーアサインに違いはあるが内容はほとんど同じ.
 
3.n進法の使い方がSHARP準拠
 
4.%キーの扱いもSHARP準拠 
 
 
・根拠の検証
1.[10E5]の[arctan]を取り,その[tan]を取る.などなど.今のところ違いを出せない.
 
2.キーの表裏は同じで,502Gには改良点の60進計算キーとなり,分数入力キーとENGキーを追加してある.
 
3.同じ.
 
4.[%]キーには,0.01 が入っている.[数値][演算キー][数値][%]と,演算キーとの組合せで入力を簡略化している.
統一規格はないようで,各社まちまち.詳細は後述.
 
 
 
 
現在の数式通り入力から以降はソフトウェアは CASIO / Canon 方式と SHARP 方式に分かれているようで,てっきり以前からそうだと思ってしまっていた.

この時のCanonは,SHARPから 名機EL-501E のソフトウェアの提供を受けて改修し,F-502G としたのだ.
あるいは SHARPが501の改良版502を開発し,Canon のチャンネルで販売したか.
( 501のモデルチェンジは従来からのユーザーを裏切る行為ともなりうる. SHARPの哲学か.) 
 
メーカーが違いながら型番の奇妙なつながりは偶然ではあるまい.
 
この時代の関数電卓をオンタイムでずっとみていないので推測ですが,
標準入力時代の関数電卓のシェア争いの勝者はSHARPのピタゴラスだったのではないか.
その最終型が EL-501E となった.
CASIOは巻き返しを図り,数式通り入力方式を開発する.
CASIOの標準入力関数電卓が既に存在しない理由はこれではないか.
CASIOは V.P.A.M. → S-V.P.A.M. と発展させてゆく.
 
 
という再びの素人の妄想である.当たっていれば,知っている人はとうの昔に知っていた常識 なのかな.
 
 
 
 
いまさらですが、関数電卓には3通りの入力形式があります.
 
 
年代順に
・標準入力
   ・CASIO には現行機種なし
   ・Canon  F-502G
   ・SHARP EL-501E

・数式通り入力
   ・CASIO fx-290-N 等のS-V.P.A.M.機
   ・Canon  F-788dx,F-715Sなど
   ・SHARP EL-520E,EL-509EとFなど

・ナチュラル入力
   ・CASIO fx-373,573,913,993ES など
   ・Canon  F-718など.
 
 
 
先に進みたかったが、%キーのおかげで今回はさらにベーシックな標準入力タイプにまで戻らなければならなくなった.
が,少々面白くなった.
 
 
 
 
関数電卓のアルゴリズムにはメーカー毎に違うわけではなく,決まった数パターンしかないらしい.
 
キーを叩いていて,ハタと気付いた.

関数電卓を日常的に使う方々には感心がうすいであろう[%]キーである.
 
 
 
 
%の例題1.

100円に消費税5%を加える.であります.打鍵は以下に確定.打鍵例1.とする.
 
[100][+][5][%][=]
 
打鍵数は7(シフトキーを使う場合は8だが,[%]キーで答えが確定し [=]を打鍵しないパターンでは打鍵数6もある.)
 
 
あえて各マニュアルは無視する.
関数電卓ではない普通の電卓でもこのように打鍵するものが多く,もちろん正解は[105]である.
ちなみに、私の携帯電話の計算機でも同じ.
(CASIO製携帯電話の計算機ではどう動くのか もいずれ調べたい)
ここではこの打鍵をSHARP方式 としよう.(自宅で最も古いSHARPのエルシーメイトがこのパターン.)
 
CASIO の電卓は違うらしい.
第一世代の290では 2100 になり
第三世代の715では 100.05 となる.
CASIOの普通の電卓は持っていなかったので確かめるのが大変だった.
 
 
結論の一部から述べると,驚くべき事に最新の関数電卓の CASIO/Canon 方式の第三世代
CASIO ナチュラル-V.P.A.M.機の fx-373ES の正解への打鍵は

[100][+][100][×][5][%][=]

打鍵数は12である.(シフトキーを使うので12) なんとも驚くべき退化ではないか.
公式をほとんどそのまま入力してはいないか?
「まさにナチュラル」 などと笑えない CASIO の事情があるようだ.
 
 
 
CASIO方式は[%]キーに何を入れているのか? 何故簡単にも変更してしまうのか? である.
ちなみに、手持ちの中では数式通りの第三世代 Canon F-715S からこのように変更されている.
(こちらは別の稿で検証する.)
 
 
 
私は CASIO の電卓を持っていなかったので知らなかったが,第二世代までのCASIO/Canon機での上記の %の例題1 では正解への打鍵はこうなる.
 
[100][×][5][%][+]
 
こちらをCASIO方式 としよう.
 
 
 
Canon F-502G は,SHARP方式だ.
LSIのベースは同じものだろう.と妄想している. 
 
SHARP EL-501E と Canon F-502G は姉妹機であろう.

2011年6月 9日 (木)

CASIO の ナチュラル-V.P.A.M.にはゲキをいれねば / CASIO fx-373ES

CASIO の ナチュラル-V.P.A.M.にはゲキをいれねば / CASIO fx-373ES
 
 
カシオのナチュラル-V.P.A.M.機 
 
fx-373ES
 
 
ナチュラル方式は未完成のようなので しばらく様子をみようと思っていましたが、調査用に(という名目で)1台購入。
 
 
私には初のナチュラル-V.P.A.M.機。
 
 
 
起動して驚きました。…浦島太郎になった気分…。
 
こりゃ スゴい。 と感心する事しきり。
 
 
 
ちなみにユーザーに定評のある HP-35s には【哲学】が感じられるのだ.
HP-35s が永きにわたり信頼を得続けているのは,RPN入力方式の魅力だけではない.
 
HP-35s は
 
DEVIDED BY 0
INVARID BY …
 
と表示し,使用者に注意を喚起する. だけでなく,[←](バックスペース)や[C](クリアキー)で1手 前に戻れるのである.こういう事が肝心なのだ.
 
 
日本のメーカーのように
 
Syntax Error
 
と表示し,クリアキーで全てご破算にして,そこまで一所懸命に入力してきたユーザーを切り捨てる 
というような事をしない.
 
 
 
ナチュラル方式になって,ようやくエラーからのリカバリ対応が良くなった.
エラーのポイントまで戻って表示されるようになった(40年の隔たりだ.).

ようやくここまで来たか と思ったら全くこのありさまである.

このシステムに自らが引っ掛かった CASIO
 
 
 
 
…この継ぎはぎだらけのソフトウェアのままで大丈夫なのか?  はなはだ心配である。

« 2011年5月 | トップページ | 2011年7月 »