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2011年1月19日 (水)

ウォーターマン エキスパート F.P その2・インプレッション / WATERMAN EXPERT DUNE BLUE F.P

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 私は筆記時に 万年筆のキャップを左手に持っている事が多い。 
仕事中には 尻軸にキャップを装着する時間が惜しいので、ほとんどそうしている。
 
 落ち着いて机上で万年筆を使う時は、キャップを尻軸に装着する事もある。
 
 
 
 さてこの万年筆 ウォーターマン エキスパート DUNE BLUE Fニブ
 
購入時に 試筆はしなかったが、キャップは外したままの軸を握ってみた。
 
…予想より重い。
 
 私は万年筆の重心はペン先寄りのものがベターだと思っていた。
だが、この軸のバランスは中央寄り。私の好みのイメージより後ろ寄りだ。
 
…しかし、驚く程 フィットした。
 
このバレルの重さとバランスには 不思議と惹かれるものがある。
なにより私の手に良く馴染む。
あとはこのまま使い込んでみるのみだ。
 
 
 
 部屋に戻って、さっそくカートリッジを入れてみる。
 
コンバータは付属しているが、ウォーターマンのブルーブラックのボトルインクなど当然持ってきてはいないし、帰国まで到底待てる私ではない。
(ペンショップには プライベート リザーブ のインクが陳列されていました。あまり回転していないようでしたがね。アフォカードがあったら一緒に買うつもりだったのですが。。。)
 
1本付けてくれるカートリッジインクは ブルーブラックにしてもらった。…つもりだったが、 ブルーだった。(汗)
サービスのカートリッジインク1箱の方は、間違いなくブルーブラックだったがね。
 
 
 
さっそく書いてみる。
 
…ウォーターマンのブルーだ。(←当然だが。)
 
最近はあまり使わない 明るいブルー。しかしこのバレルからこの明るいブルーが紡ぎ出されると すごく良い。
慣らしはこのままで行く事にする。
 
 
…インクフローや筆記線はまだ当然不安定。
 
 
 
 私は エキスパートのニブは、もっとガチッと硬いのだと思っていた。

…いやいや 全く硬くない。

ニブの穂先の先端数ミリが、筆記時のショックアブソーバになっている。
そのアプローチは セーラー プロフィット21 H 系統のニブと似ていると思う。このセーラーのニブは 弾力があるように見せかけて、実は弾力を楽しむタイプではなく、私の分類では硬めのタイプであると思う。

エキスパートのニブの その穂先が少し開きながらインクを引き出すさまは、パイロット カスタム系統のSMニブとも似ている。
それでいて、高めの筆圧を柔らかくもしっかりと受け止め続ける実力をも持っているような気がする。パイロットのSMニブは、(たとえそれが瞬間瞬間の出来事であっても)高い筆圧に耐え続けられるようには思えない。
(…もしかするとそれは軸素材の違いからくる錯覚かも知れませんがねぇ。)
 
 
さらに、
 
外国生まれらしくアルファベットの筆記体のように引きずる文字は当然のように滑らかに。
その上 日本語の漢字のように【とめ・はね・はらい】でしっかり表現する事をもいとわないどころか快適にこの指先に伝えてくる。
 
 
 
【エキスパート】はキャップも重い。
ちなみに、キャップはクリックストップ式。私が長年慣れ親しんだ方式。

暫くは仕事用ではなく、プライベートでの使用なので、筆記時にキャップを装着してみた。
キャップは尻軸にパチンとしっかりハマる構造。しっかりした良い感触。長年の使用にも耐えられそうだ。
 
 
…重いキャップを尻軸に装着するのは好きではない…のだが、キャップを着けても、不思議と手に馴染む。不思議なバレルだ。
重心は明らかに後退しているのだが、依然として中央付近に重心がある。
ペン自体が長くなっても、わずかに持ち替えるだけで、快適な筆記感覚にほとんど変化が起きない。
 
 ペリカンのスーベレーン も、キャップの有り無しに関わらずバランスは絶妙だが、アプローチの方法が違う。
スーベレーン のキャップは軽く、もともと軽めのバレルにあまり影響を与えない。しかも軸が深く入り、全長の変化が少ない。
一方の エキスパート は、全長の変化が大きいが、軸バランスの変化は少ない。
 
 
 
 ペン先が少し馴染んでくると、インクフローが非常に良い事が判る。
 
ハート穴を持たないウォーターマンのニブをルーペで観察してみると、スリットはギッチリ締まっているが、インクフローは必要にして充分。国産のM字幅位の筆記線になる。
さらに、ペン先のプロポーションは抜群に良い とは言えないけれど、筆記感覚は非常に快適。
 
 
 
…比較して試してみたいのは、やはり セーラー の プロフィット FL ですね。

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