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2010年2月10日 (水)

カスタム74 / 『日本を代表する3社のどの万年筆を選ぶか』 シリーズその5 パイロット編1

カスタム74  / 『日本を代表する3社のどの万年筆を選ぶか』 シリーズその3 パイロット編1

2本はクリップに特徴のあるパイロットの万年筆。
このクリップは大きく好みが分かれるようです。

私は長いことあまり好きではありませんでしたが、1本がとても気に入ってからは、このクリップもなかなか良いではないかと思うようになり、今ではかなり好きだったりします。

左がカスタム74
右がカスタム742
74の方が ひとまわり細く、胴軸から尻軸までストレートなラインが特徴。

カスタム74  / 『日本を代表する3社のどの万年筆を選ぶか』 シリーズその3 パイロット編1ニブの刻印は

PILOT
14K-585
5
<SM>
B108

であります。

ご存知の御仁には不要な解説だが、念のため。

PILOT は言わずと知れた社名

14Kは14金
585は純金(=24金)を1000として、金含有の割合が585 という意味

5 は、ペン先のサイズ。
パイロット独自の規格。
私の知る範囲では、現在 3、5、10、15、50号。が存在する。(4号もあったような気が....。)数が大きいほどペン先のサイズが大きくなる。
標準のサイズは10号。
15号から50号へといきなり大きくなるが、50号とはもともとニブのサイズではなく、パイロットの海外向けブランドの ナミキ の万年筆のサイズ50号の呼び名の名残と聞く。
(自信はないので、詳しい方の情報をお待ちしております。)

<SM> は、中字・軟(ソフト調ミディアム)

B108は製造年月
2008年1月 平塚工場Bライン製
であります。

結論から言って、このカスタム74が 私が今もっとも気に入っている1本であります。

使用インクは純正のブラックをカートリッジで。
(この「『勝手に』3社から選ぶ」シリーズの稿では、公私ともにOKの確率の高い黒インクを使用する為に用意した万年筆達です。ゆえに3社とも純正の黒インク使用が前提です。)

エントリした万年筆はそのたびに みんな気に入っている と書いているが、それぞれに用途に違いがあったりはします。

このSMニブのカスタム74は、私にとって どんな場面でも 自分の書きたいイメージを潤沢なインクフローがどんどん引き出してくれる1本。個体差もあるでしょうが こういった1本に出会えるのは、この上ない幸福であります。
この 74 があまりにも良いので、742や743のSMニブを求める気は今のところ全くない。
アップグレードして、この感覚より良くなる可能性は意外に低い と私の少ない経験が叫んでいる。
(以前は全く手に合わなくてダメだった カスタム74*シリーズがようやく手に合ってしまったので、アレやコレも試してみたくは ある。)

このカスタム74のSMニブ。非常にフィーリングが合うのだが、ただ、小さな紙面にだけは向いていない。
インクフローが潤沢なのが最高の魅力だが、筆記線の太さをある程度コントロールできるとはいえさすがに小さな文字はちとツラい。

パイロットのペン種の筆記線見本は、特殊ペン先を除き 左から筆記線の細い順に並んでいる。
<M>より<SM>の方がインクフローが良い分だけやや太字となる。
筆記時に やわらかペン先が紙面に(わずかに)押さえられると スリットが開いて パイロットのサラサラのインクがジュワッと紙面に拡がる。
これは快適 やわらか金の筆。

趣味文11号の『すてラボ・万年筆インクの粘度とPH測定』は、永久保存版である。
(P102〜105)

これにより、3社の 黒インク の特徴が証明された。

これはあくまで黒インクでの話しだが、セーラーとプラチナの黒インクは、粘度とPHが非常に近い。粘度は近いと思っていたが、PHはわからなかった。
対してパイロットの黒インクは粘度が低い。このサラサラのインクこそがパイロットの特徴であり、パイロットの万年筆の特徴を決めています。

参考文献
趣味の文具箱 vol.11
エイムック1579
2008年8月10日
えい出版

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