2017年11月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30    

ウェブページ

無料ブログはココログ

« 2009年11月 | トップページ | 2010年1月 »

2009年12月

2009年12月23日 (水)

プラチナ #3776 と もう1本 / 『日本を代表する3社のどの万年筆を選ぶか』 シリーズその3 プラチナ編2

プラチナ #3776 と もう1本 / 『日本を代表する3社のどの万年筆を選ぶか』 シリーズその2 プラチナ編2
さて、プラチナ #3776 バランス 黒軸 の本題に。(トップ画像はプラチナ 22K 細字のペン先です。)

長所は
●初めは硬いと感じ、慣れると軟らかさすら感じるペン先。
●安定した線幅
●必要にして充分で安定したインクフロー

短所は
●クリップが....
●軸の質感がねぇ。
●キャップリングも。。。

●初めは硬いと感じ、慣れると軟らかさすら感じるペン先。

万年筆をペン先の硬軟で論じるのはやや浅薄かとは思います。 が やはり気になるその硬軟。

書き心地は 一般にはペン先の形が平たい方が、緩く弓なりになっているものよりも軟らかいといわれます。
「プラチナのペン先は硬い」 とよくいわれますが、現在の#3776自慢のペン先は平たいのです。国産3大メーカーで最も平たく、肩が張り出したデザイン。

ペン先に光が集まって反射するような条件下で筆記すると、ペン先の穂先が小さくコマカく動いているのが見えます。平たいペン先が、穂先のコマカい『上下』の動きを可能にしています。
(セーラーやパイロットのペン先のほとんどがこのような動きをしません。)

実はここに#3776の醍醐味があると私は思うのです。
この先にたしかに硬めのゾーンがありますが、この硬さをダイレクトに感じてしまうのは、筆圧が高過ぎの可能性が。

軟らかな(例えば現行品ならばパイロット カスタムの《S》系統のペン先のような)万年筆に慣れていると、このペン先のしなやかな穂先を愉しめます。
#3776 なので、他社ではなくプラチナの万年筆でそこまでショートカットする方法は後述。
(答えが画像に……。)

プラチナの万年筆と一緒に使うと愉しいおススメの紙は、表面が平滑過ぎない紙。
(Hagy的にはマルマンの紙が好み。わずかに 筆記線が 滲むという程でもなく拡がる感じも好きです。)
プラチナの万年筆で筆記する時に紙面のごくごく小さなざらつきをツツーッとペン先で感じるのが心地よいのです。

●安定した線幅

線幅が一定ですね。常に。これもプラチナの良いところ。詳細は後述。

●必要にして充分で安定したインクフロー

意外に評価されていないような気がします。
#3776のサイズのオープンニブで、しかもペン芯からペンポイントまでの距離が比較的長いのですが、常に一定のインクを供給するのは素晴らしい技術ですね。

そういえば、#3776の 極太 のニブのスリットは おそろしく開いていて、これでインクがちゃんと流れるのだろうか心配になるほど。

短所は
●クリップが....

うーむ。スッと入らん。

●軸の質感がねぇ。
●キャップリングも。。。

ここはまとめて。
セーラーさんの万年筆の記事で、ペン先補助軸呼ばわりしてしまいましたが(所有する前のイメージなので....、3社の同クラスで最も『プラスチッキー』なのは、#3776なのでした。
……ペン先にコストがかかっているのね。きっと。(^^;

上のクラスですが、ブライヤーの軸は 良いですよ。

中屋さんの存在する理由がここにあります。

(つづく)

2009年12月10日 (木)

ノート変更

ノート変更
エトランジェ のB5リングノートを使っていたが、10ページ程で早くも変更してしまった。

第一印象は正しかったようだ。

厚みがあり過ぎ、片手で扱うのにも、鞄で持ち歩くのにも負担が大きすぎた。
表と裏表紙に充分な硬さがなく、B5ではたわんでしまう。100枚の厚みで何とかなるかと思ったが、ダメだった。

最も使いにくいのは、紙が薄いのでヨレやすく、開いた時にピタッと安定してくれないところ。
これもまた私の求めるリングノートの条件を満たしていない。
(万年筆の太めのMでも裏ヌケしないし、インクの微妙な拡がり具合も気に入っていたのだが)

記録の連続性を保つ為に、新しいノートに全て書き写した。
この時に、件の セーラー プロフィット21 の クセが少し判ってきた。

2009年12月 7日 (月)

カーボンインク固まる!?

カーボンインク固まる!?
プラチナのカーボンインクは、思ったほど扱いづらいものではなかったので油断した。
絶好調になったプラチナP500(仮称)を取り出したら、描線がかすれた。(汗)

常に持ち歩いてちょこちょこ使っていたつもりだったのだが、ここのところ使用頻度が落ちていたのか。
万一 固まっても「アレ」があるが、絶対の保証はない。
染料系インクの万年筆のインプレッションしているどころではない。

暫く使い続けたが、フローが渋いままだ。(大汗)

●今回の復活の方法
コップにぬるま湯を入れる。この時湯温が高いとペン芯が歪んで、取り返しのつかない事になる。

ペン先を浸ける。インクが水面に広がる。まだ間に合うようだ。

吸水性の高い紙でインクと水分をたっぷりと吸い取る。

再びペン先を浸ける。いや浸す。

吸水性の高い紙でインクと水分をたっぷりと吸い取る。

繰り返す。

そしてひたすら使いまくる。

大丈夫みたい。暫くはたくさん使い続けよう。

使用頻度は低いが、 14K-WG の方は、まったく問題ない。

2009年12月 4日 (金)

意外と軟らかプラチナ#3776 と もう1本 / 『日本を代表する3社のどの万年筆を選ぶか』 シリーズその2

意外と軟らかプラチナ#3776 と もう1本 / 『日本を代表する3社のどの万年筆を選ぶか』 シリーズその2
画像は プラチナ萬年筆 #3776 バランス 黒軸

かなり見づらそうですが、ペン先の刻印は

#3776
P(←プラチナのロゴ)
14K 細

となっております。

バックのオレンジは、ご存知エトランジェ ディ コスタリカ ですね。B5のリングノート。
自分としてはかなり意外な選択ですが、評判が良かったのと入手しやすかったので。
コレにしてから、万年筆達のインクフローが……これについてはいづれまた。

『日本を代表する3社のどの万年筆を選ぶか』 シリーズ その2

〜プラチナ萬年筆編〜

『プラチナの万年筆は実は意外と軟らかいのだよ』

私にとっては、長い付き合いのプラチナ萬年筆であります。

セーラーのプロフィット21に対抗するのは、プラチナ萬年筆の定番の#3776バランス。
(価格帯では格下となる#3776バランスですが、プラチナ萬年筆の定番のペン先であり、メーカーからのメッセージは充分に伝わります。)
と書きながら、これだけでは不公平感があったりするので、まったく別の顔を持つ1本も。
(2本で同じ価格帯。。。)

セーラーの万年筆はこのへんまでの価格帯ではペン先のグレードが14Kとか21Kだったりしてかなり違いがあります。さらに特殊ペン先へと広がってゆきます。
パイロットとプラチナは基本的に同じ系統のペン先です。
(こちらが国内外を問わず 一般的ですね。)
殊にプラチナは14Kのこれ一種類といっても。
(もちろん線幅は別のお話し。)

最近 気付いたのですが、#3776のペン先の通称ハート穴がいつの間にかハート型になっていたようで。(←書いてみると当たり前っぽい)
私の#3776は、ハート穴が丸型です。新しいペン先のものは所有していないので、違いは判りません。ロジウム仕上げの18Kのものなど、ペン先の装飾が豪華だったりしますね。
(へえー。進化してたんだ って感じです)

手元の2004年の資料では、ハート穴は丸型とハート型が混在しているようで、この頃に変わったようです。

(つづく)

« 2009年11月 | トップページ | 2010年1月 »