2017年9月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

ウェブページ

無料ブログはココログ

« 2009年8月 | トップページ | 2009年10月 »

2009年9月

2009年9月26日 (土)

顔料系インクテスト2 カーボンインク編

顔料系インクテスト2 カーボンインク編
プラチナの『カーボンインク』は、身近にボトルが無かったのと(限定品扱いで取り寄せてもらえなかった)、顔料系インクなら ロットリングのイソグラフやラビットグラフに任せていましたので、わざわざ万年筆で使う必要もないか と。
万年筆の筆記線には陰影がないと味気ないし。

しかし、最近かなり気になってきた。

セーラーの『極黒』は 今のところ私の期待には答えてくれなかったが、プラチナの『カーボンインク』も試してみなければ。評価は使ってみてからに。

写真はプラチナの万年筆3本

短い方は プラチナ ポケット 300 の細字と中字

キャップを開けると、オールドプラチナのトレードマークである 菱形 をアレンジした銀色トリムの象嵌細工があり、ニブは小型の金色。
ボディはステンレス。
…過渡期とはいえ、色の配合はバラバラです。

金色の小さなニブには
18K
P(←現在のプラチナ萬年筆のロゴ)
細字

と刻まれています。

もともと『細字』しか持っていませんでした。このニブは少し神経質なんです。

私の知る限りこの時代のプラチナ萬年筆のニブは、オーブンではなくインレイ系統のニブでの話ですが、14Kはおおらかで18Kはなぜか絞ってあり、線が細い。あまりにも細い。極細とは違いがある描線の細さ。フローも渋い。

こののち、80年代にかけて WG(ホワイトゴールド)のニブが流行ってきます。この時代のプラチナ萬年筆の 14K-WG のニブは最高の出来です。少なくとも主力がオーブンニブに移行するまでの最高のニブと私は評価しています。(インクはずっと純正のブルーブラックを使用)

ところが 18K になると、途端にダメダメ。
14Kは軟らかくかつ適度な弾力もありイメージ通りの描線が引ける。
ところが、18Kは硬くフローも渋い。おおよそ手帳用又は帳簿用としての用途位しか浮かばない。
18Kニブの設定が理解できない。
プラチナ萬年筆は、変わった会社である。

ご多分にもれず、300 の『細字』も描線は細い。まるで手帳用としてのみ生まれて来たかのようだ。私はそうして愛用してきた。

あるブログで、300 の『中字』が非常に滑らかで快適な書き味である事を知った。
私は引き出しの中から(いきつけの文具店の事である。)中字を確保した。
…快適な書き味であった。(Mさん 感謝です。)
プラチナ萬年筆の18Kニブの『中字』の良さを知ってしまった。

ところで、カーボンインクですが、長くなったので次回に。

2009年9月19日 (土)

顔料系インクテスト

顔料系インクテスト
顔料系インクのテスト結果

先に行なっていた セーラーの「極黒」から。
たまたまこちらの入手が容易だったので。

使った万年筆は、純正の組み合わせで セーラーのヤングプロフィット(ロットリングのイソグラフやラビットグラフや他のペンにも色々入れてみましたがね。)
ニブはIPニブ(イオンプレーティングbyセーラー。金ペンではありません。)
字幅は F と M
コンバータを使用。
「極黒」はボトルインク

私の結論は、Fニブなら使用に耐えうる。Mニブは純正のジェントルインク(ボトルインクでは色はグレー、カートリッジはブルーブラックと黒が使用歴)の方がはるかに書き易い。スルッスルでしたから。

このMニブはなかなかに快適なのですが、「極黒」ではその書き心地がスポイルされてしまうようです。

残念な事に更に言うと、ペン先が汚れてしまいます。
しかも普通の汚れ方ではありません。ニブにインクがべったりと。
何度拭っても、インクでテラテラになってしまいます。(数日単位)

顔料系インクながら思ったほど固まらないようですが、こいつはいただけない。

ヤングプロフィットのキャップの気密性云々の話しではない。
さらに上のクラスで試してみる気がしない。

そうこうしているうちに、「極黒」は、改良されるらしい。

「極黒」の酷評になってしまいましたが、続く。

冒頭の写真は、私の好きなショートサイズの万年筆。セーラー21のMニブ。インクは純正のブラック(カートリッジ)
今回のテストには参加しておりません。
「極黒」の写真が無かったので、単にセーラーつながり。

2009年9月15日 (火)

共通点は?

共通点は?
4本には共通点がありますが、大きく違っているのはどれでしょう?

色、ボディの素材を除けば答えは2通り考えられます。
(細かい事を言うと答えはもっとあるかな。)

2009年9月14日 (月)

カーボンインク テスト中

カーボンインク テスト中
遅れ馳せながら、カーボンインクをテスト中です。

既に多くの方々が、決死のレポをアップされておりますので、お急ぎの方はそちらへと回って頂く事にして。

私は別に「真っ黒な文字を書きたい人」ではありませんが。

逆にこのフレーズで遠ざかっておりました。
万年筆は、インクの濃淡が表現されるのが好きなのです。真っ黒な文字を書くなら わざわざ万年筆を使う事もないか と。

しかしながら、カーボンインクの評判が高い。しかも私はプラチナ(萬年篳)育ち。キケンといわれるプラチナのブルーブラック使い。
(実際、このインクを洗い流していると、すごく手が荒れるのだよ。趣味文11号の「すてラボ」は参考になる。)

巷間の評判は如何に。

驚きの結果に私は自身の浅薄さに気付くのであった。

2009年9月11日 (金)

スーベレーンのあれこれを

スーベレーンのあれこれを
毎日持ち歩いて気付いた事を。

スーベレーン M400 の クリップと一体成型の天冠部。
このような構造のクリップで、抜き挿しのしやすいモノは少ない。

非常に良く出来ています。

私は仕事中にデスクに座っている事はほとんどない。筆記具はいつも胸ポケットに挿している。
当然 隣のペンが干渉してくる。

スーベレーンのキャップの頭部で天冠を構成している金属製のパーツが一回り太い事に気付いた。
キャップよりほんのわずかに太い。当然キャップを保護するためだろう。

この構造がキャップをスレキズからも守っている。
プレキシグラスとはいえ、樹脂製である。確かに表面の硬度は非常に高いが、日に何度も隣のペンがぶつかってきたら 小さなスレキズのひとつも出来そうなものだが、まだキズはひとつもない。(相当気を付けている事は確かですが。)

M400 自体を抜き挿しする時はかなり気をつけるものだが、隣のペンの尻軸は 気を付けても容赦なく彼のキャップをえぐろうとしてくる。

そんな時、攻撃してくる隣のペンを天冠の金属製のリングが見事に跳ね返している。
見事だ。
よく出来ています。
(…ボクだけかな....)

しかしながら、ペン先がおそろしく硬い。
現代の万年筆らしい。
軽めのボディと硬いペン先に違和感を感じるが、これも スタンダード という事で、こちらが合わせてゆく事にして。

それから、

万年筆を表現する時には、万年筆の名称だけでなく、ペン先の太さと使用しているインクも書かれていると、非常に参考になると感じた。
ので、使用インクも記しておく事にする。

ペリカン スーベレーン M400 緑縞

ニブはM

インクは 試し書きの時から一貫して パイロットのブルーブラック。

基本的には純正インク主義だが、今回は、フローが良くインクの濃淡も気に入っているこのインクで。

2009年9月 5日 (土)

セーラーの繰り出し式ペンシル2

セーラーの繰り出し式ペンシル2
見所は、

0.7mm 極細

のシール。

ちなみにグリップ部にも焼き付け刻印されている。

メカニカルペンシルでは、実用品としては最細で 0.2mm が存在した。(このM.Pと替芯は未だにみかける。)

しかしながら、0.7mmを極細と言い切っている。

公式の発表によれば、1968年に三菱鉛筆が当時最も細い0.5mm芯を発表した。
このセーラーの回転繰り出し式ペンシルは、少なくともこの頃もしくはこれ以前のモデルという事になる。
画像はお見せするのも憚られる状態だが、リアルなままも良いかも と。金属製の軸はくすんでいるが、ピンホール錆びの一つもない。

クリップが金色
軸色が銀色
グリップ部が黒い樹脂製
口金が金色

と デザインはちぐはぐだが、全長120.5mmの回転繰り出し式ペンシルは非常に使いやすい。
芯もポリマー芯ではなく、黒鉛の鉛筆に近い滑らかな逸品。

セーラーの繰り出し式ペンシル1

セーラーの繰り出し式ペンシル1
セーラーの繰り出し式ペンシル1
これは、数年前に見つけたもの。
あまりに珍しかったので。
セーラーの旧いペンはあまり現存していない。ましてや程度の良いものは。

これは発見したままの状態。この時代のペンは素材が良いので、磨いたらピカピカになる。
しかし、敢えてそのまま保存しておいた。
(続く)

« 2009年8月 | トップページ | 2009年10月 »