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2009年7月

2009年7月26日 (日)

OLFA MZ・AL型ケース付 168B-CT

OLFA MZ・AL型ケース付 168B-CT
OLFA MZ・AL型ケース付 168B-CT
OLFA MZ・AL型ケース付 168B-CT
OLFA MZ・AL型ケース付 168B-CT
「限定品」に惹かれて保護してしまいました。(なぜかロゴが 和 テイスト。さらに「本金メッキ」の意味も不明ですが、、、

オルファ の大型カッター
OLFA MZ・AL型ケース付 168B-CT

名作です。

スライドレバー式にオートストッパー機構内蔵の上に、大きな力が加わった時にブレードをしっかりと固定するネジ付き。しかも親指で引いて固定できるように逆ネジになっています。

良く造り込まれています。

一番のウリは「6連発」。
使用中のブレードを使いきったら、スライドレバーを一番前方に送り出すと使いきったブレードが抜けます。
そのまま一番手前に引き戻すだけで新しいブレードが装填されます。
サイドから替えのブレードを6枚装填しておけます。 で、「6連発」

大型のブレードをそんなにガンガン使っていたら環境にもおサイフにもやさしくないですが、必要な人には必要なので。

今回は「本金メッキ」にブレードは「特専黒刃」付き。(私の使い方では、「特専黒刃」の優位性は よくわかりません。)
さらに今回は専用のホルダーまで付いています。
これで $10 を切っているところが凄い。もし、私が売値を付けるなら $25 かな。

ちなみに、左が普及版。

2009年7月12日 (日)

PILOT CUSTOM (旧タイプ )ステンレス ポディ 蝕刻ストライプ仕上げ / ニブが 1/10

PILOT CUSTOM / ニブが 1/10
PILOT CUSTOM 旧タイプ
ステンレス ポディ 蝕刻ストライプ仕上げ(正式名称不明。 パイロットのカスタムって種類が多すぎです....。)

エッチングに黒を入れるのは PILOT が 70年後半からステンレスのデザインや滑り止めによく用いた手法。

この頃の PILOT の筆記具は非常に充実している。日本製品全般にいえた事だが。JAPAN とか Made in Japan と誇らしげに刻まれている。
この万年筆のキャップリングの位置にもしっかりと刻まれている。

ところで 実は何より このニブが 今回の主役。

これが非常に書き易いのだ。

インレイニブの一種。きれいに首軸に嵌め込まれ、一体化している。私の好みだ。

万年筆の隆盛期に PILOT がしばしば用いた形状。他の軸とも組み合わされていた。
この他にも PILOT オリジナルのニブはたくさんあったが、このニブは現在もなお生き続けている。

現在の PILOT のペン先のラインナップの中で唯一の特異な形状。
現在はボディがスターリングシルバーの「シルバーン」にのみ搭載されている。
「シルバーン」は $500 を越える堂々たる万年筆だ。

このニブの刻印は
18K-WG
PILOT

H-775
JIS マーク

18金 ホワイトゴールド
ペン先の太さはF
1975年 7月 平塚工場製

と読み取れる。
この万年筆は ほぼ 39年前の作品なのだ。天冠のモノグラムは現在は見かけないデザイン。
PILOT の Pに、地図の北を示すようなマークが重ねられている。
当時の PILOT がその社名通り日本を牽引していこう ひいては世界一を目指そうという意欲を持っていたあらわれではないか と。

さて、このペン先のタッチは最高だ。しっかりしたコシと弾力。
首軸内に隠れているペン芯の出来も抜群のようだ。

現在 私が仕事上で望む万年筆は、
いかにも「万年筆」 な姿ではなく(ブラックボディに金トリムではなく)
ある程度タフな造りのボディ
あまり繊細過ぎないペン先を持ち
日本語と英語が書きやすく
ミーティング中にもペン先が乾かずに常にスムースに書き出せ
印刷された書類の行間にも書き込める細字。

最後の3つの条件が難しい。

手持ちの万年筆でクリア出来るものはあまり多くはなかった。その中でもこのニブが最高得点。

このニブは日本製細字万年筆で、しかも悪条件の紙面ですら、思いの外 アルファベットが書きやすい。
気持ち良くスルスルと書けてしまうのだ。これは嬉しい。

最近の所謂コピー用紙は、主にインクジェットやレーザープリンタに対応しており、一般筆記向けではない。インクが定着しやすいように表面をコートしてあるモノが多く、紙面が平滑ではない。極細や細字の万年筆との相性がすこぶる悪い。アルファベットのようにペン先を引きずる文字は 最悪だ。
さらにこの種の紙は、自分では選べない場面が多い。

しかし この万年筆は、この点をもクリア。
快適なインクフローで、ペン先がわずかに触れるだけでも(←万年筆なので当たり前の事だが、細字の場合、狙った細さで ちょうど良いカンジのモノにはなかなか出会えない。)、少々力が入りすぎても安定した筆記線で気持ち良く書ける。

場面によってヒートする未熟な私をフォローしてくれるのだ。

キャップは嵌合式。だが一口に嵌合式といっても、軽めの板バネスライド嵌合式とクリックストップ式のハイブリッド。両方式の欠点を補完している。 凝った造りである。
このハイブリッド式(仮名称)は、他に「エラボー」にも採用されている。

クリップにはバネが仕込んであり、薄い生地も厚手の生地でも脱着が容易でしかも確実にホールド。
たいへんに好ましい。

非常に素晴らしい造り込みで 更にコストパフォーマンスも抜群である。

スターリングシルバー製なので、ショーケースに鎮座しており容易に試筆すら出来ない「シルバーン」と同じペン先を 1/10 の価格で手にする事が出来る。

私は数年間探し続け、ようやく発見即確保した。さらに値引きもしてもらった。(笑)

すでに廃番品だが、見つけたら是非 確保する事をお勧めする。

当時の評価が高く、非常に良く売れた かどうかは知らない。

商品を卸すルートは通常二通りあり、仲介業者経由とメーカー直。
売れ残った商品を仲介業者は引き取る事を嫌がる。
ある時期に PILOT の営業マンは非常に良く動き、売れ残った万年筆を回収したといわれている。
そのため この名品があまりにも残っていないのでは と思っている。
穿った見方かもしれないが、「シルバーン」のポジションを守るため という狙いもあったのでは。 とも 思っている。

2009年7月 5日 (日)

PILOT ミューレックス

PILOT ミューレックス
このところ 製図ペンを多用しておりまして、線を引くためのペンを 敢えて一般筆記用に使っていました。

弾力のほとんど無い極細のペン先からほんの少しだけ出てくるインクの上を滑走させるような 気持ち良くも困難な筆記で自らを鍛えていました。(しかし悪篳は直らん....。)

そちらをエントリするつもりでしたが、それはいづれ また。

パイロット ミューレックス

ペン先までオールステンレス

ニブの刻印は

H-780

(美しい表情を壊さないように裏側の尻軸近くに刻印)

ペン先の太さは F
1980年7月
平塚工場製

という事に。

ミューレックスは先行したショートポディの ミュー701 に隠れてやや人気薄の気配。二番煎じの扱い。

71年発売の パイロット ミュー 701 は、ショートポディ。「ポケット」ともいわれるサイズ。
そのボディバランスゆえの 長い首軸からペン先までのステンレスの一体成型で、その美しさは他に類をみない。

非常に良いのですが、その最大の特徴である 首軸からペン先までの美しいアールは、筆記時に まるでステンレスの棒で紙面を突くかの様な所謂「ガチニブ」を生む。
ペン先に掛かる力の逃げ道が ない。

しかしそこはさすがのパイロット。
インクフローを潤沢にして、そのインクの上を滑らかに気持ち良く滑走してゆく お得意の絶妙なチューニング。

(私は3本を試し書きしましたが、ここまで太さの異なる日本製のペン先を私は知らない。表示は F でしたが、EF・F・M といった具合にまるで違う。さすがのパイロットさんも、ステンレスの一体成型ペン先は難しかったらしい。)

そこで ミューレックス。

ボディはステンレスの一体成型。
やや小ぶりで細目の駆体。
やたらと滑るので、首軸部に横溝を入れて対応。(でも 滑る。)

ミュー 701 は好評だったようだが、唯一の弱点となった ニブの硬さを解消すべく送り出されたかどうかは定かではないが、「所謂ニブのカタチ」に凹にえぐったデザイン。
ここが ミュー 701 より当たりの軟らかい書き味を生む。

クリップは、バネ式でどんな生地にも使い勝手も良く 私は好む。

キャップの嵌合の機構も、復刻版の ミュー 90 程 懲りすぎてなく シンプルで使いやすく、私はミューレックスの方を好む。

タフなボディとステンレスニブながら当たりの軟らかい書き味で、苛酷な環境でも「万年筆」に余計な気を使わなくても良いのが有り難い。

....さらに環境が過激になると、ボールペンを抜きますがね。

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